神の詩 第五章第二節 6/8

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神の詩 第五章第二節 6

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スリー・クリシュナ
「行動の放棄も行動の実践も、どちらも至福(解脱)に至る。しかし、この両者の内、行動の実践の方が行動の放棄よりも優れている。(二)」

続きです。

行動の放棄には、
さまざまな段階があります。

これは、
アルジュナたちパーンダヴァ兄弟が行っている戦争の縮図でもあります。

最初は、
世俗での活動を放棄するということ。

これは
出家を意味するだけでなく、
社会生活にいながらも
霊的進化を妨げるあらゆる要因から
遠ざかることも意味しています。

誰でも
いきなり
清らかになれるわけではありませんし、
外面的に放棄しても、
内面的放棄が
それに自動的に続いてくれるわけでもありません。

まずは、
自分の心で識別した悪しき習慣と感じるものを放棄し、
悪しき行動を放棄して、
さらに
悪しき思いを放棄していきます。

出来るだけ悪しきものを避けて、
善行を行うことに集中していきます。

心の中に悪しきものが全くない人はいません。

イエス・キリスト大師は、
「あなた方の中で、一度も罪を犯したことのない者が最初に石を投げなさい。」(ヨハネによる福音書8:7)
と言いました。

これを聞いて、
誰一人として石を投げた人はいませんでした。

人生の中で
一度も罪を犯したことのない人などいないからです。

人は罪を犯すことによって、
悲しみや苦しみを経験することになります。

その一連の印象を学んでいくことによって、
魂はさらに成長していきます。

そして、
ある一定の成長を遂げたところで、
悪しきものを自然と放棄していくことになるのです。

続きます。

光の魂たち 動物編 人の霊性進化を助ける動物たち
森井啓二
きれい・ねっと
2020-06-21


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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