今日は、第120回医師国家試験。僕が受けたのは1998年第92回。
母校の合格率が90.8%だった。その中の同級生の森大仁君が死に、
新医師臨床研修制度が始まった。あれから、もう28年が過ぎた。
僕らの学年は新医師臨床研修制度ではない。6年後に始まったから。
僕が6回生の時の1回生、皆さんの知る関本剛先生の学年からだった。
新医師臨床研修制度では、
僕の時代の研修の悪い部分が、
たぶん、、改善された。はず。
悪しき伝統であった医局制度に縛られることなく、
白い巨塔の世界から、少し距離を取ることができ、
医学を広く学ぶ機会が得られるよう設計された。はず。
大切な医の倫理も学べたかは今の医療を見ればわかる。
そんな素晴らしい新医師臨床研修制度では、
徒弟制度でしか学べないことは放棄された。
医師国家試験の合格発表が4月にあり、
手術室の床で合格発表を知ったのが、
まるで昨日のことのように思い出せる。
あの合格発表の夜、胸部外科の今村洋二教授が、
彼のポケットマネーで連れて行ってくれたのが、
大阪府守口市の路地裏のフグ料理のお店だった。
そのお店で、フグのひれ酒を飲みながら、
「章太郎、遊ぶのは自分で稼いだ金で遊べ。
決して、製薬会社の接待の金で遊ぶな。」
最初の教えがこれだった。今も守っている。
徒弟制度であったからこそ教わった医師として最も大切なこと。
今、この教えが無かったら、僕なんてだらしない人間だから、
箸にも棒にもかからん人間になり、餓鬼道に落ちていただろう。
お薬を使う事に魂を奪われてしまった医療は人の人生のそばに居てはいけない。
人の『暮らし』を支えるのは、お薬やワクチンではなく、愛や繋がりだと思う。
僕は新医師臨床研修制度の欠陥部分を知っている。
同級生の森大仁君が命懸けで教えてくれたこと。
何よりも患者さんの命を優先する姿勢。学ぶ姿勢。
今日の医師国家試験に合格して、
医療という茨の道に進まれる若者に、
送りたい言葉がある。僕が教わったこと。
自分の稼いだ金で遊べ。
自分の稼いだ金で自分を磨け。
製薬会社の接待の学会は学びではない。
未来の医師の健闘を祈っている。
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