【為末大 note】若年層での全国大会がなぜ良くないか

全柔連が小学生の全国大会を廃止するという決定をしました。私は素晴らしい決断だと思います。なぜ若年層での全国大会を行わない方がいいのか三つの理由で説明します。

①そのスポーツが弱くなるから
②全ての子供がスポーツを楽しめないから

③競技を超えた学びが得られないから

(略)

柔道はそれほどではないかもしれませんが、日本人が海外の試合に出てよく聞かれる質問は「日本人は10代ではあんなに強いのに、20代になってからなぜ弱くなるのか」です。要するに若年層の時代にトレーニングをしすぎて、大人になった時に世界とは戦えなくなっているというのが現状だと考えています。

欧州で中高の全国大会が禁じられた時のロジックは「子供たちはスポーツを楽しむべきであり、それは試合に出ることで補欠で試合に出られないことや過剰に勝利至上主義に走ることは避けなければならない」というものだったそうです。全国大会は勝ち抜き戦の構造を作り、敗退と補欠を生みます。

日本のスポーツは全てが「選抜システム」であると言われます。それは全てが才能を発掘する目的に向かっていて、全ての子供がスポーツを楽しむという視点の欠如に向けられた批判です。一方で勝ちたい子供を制限するのかという反対の声もあります。勝負は大切で勝ちたい気持ちも大切ですが、それには上限があります。私は早い段階で日本一になりましたので、離脱していく選手をたくさんみてきました。そのような選手にある特徴は本人より周りが興奮していることです。親と指導者が選手の才能に興奮して舞い上がっている場合、その選手の才能が潰れる可能性が高くなります。なぜなら勝ち抜く上で最も重要な主体性が損なわれるからです

99.9%以上の選手はオリンピックに行けません。

アスリートで食っていけるのもそのぐらいの確率です。
ほとんどの選手はアスリートという職業にはつけません。

だからこそ競技から学んだことにどの程度の普遍性があるかが重要になります。では普遍的な学びとはなんでしょうか。

続きはリンク先

ジュニアでは無いんですけど、、

ラケットスポーツで、、

とある体育館でスクールがある。

そこのオリンピア指導は、、、

1時間20分しかないスクール時間がもったいないからと、、

通常は慣らしの「基礎打ち」を省く。

野球でいえばキャッチボールをしない。

キャッチボールも素振りもしないで、、いきなりノックする、いきなりケージに入る、いきなりマウンドから投げるという練習をする。

そこの生徒はオリンピアの指導だから「私たち基礎打ちしないんです」と言い出す。

いや、バカだろう、、と、、

キャッチボールすることで、身体を慣らして各部の動きのチェックをしていくわけで、、

ここは硬いな、動き悪いな、何か違うな、、と、、

それがケガを予防する方法だったりする。

そういう基礎打ち一つを、、、

どういう意味でやっているかという部分が欠落していて、、

どうしてゲームできるんだろうと不思議です。

まぁつまり、、

このオリンピアのように、、

おかしな指導をする指導者(指導者と言ってよいかは別)もいる訳で、、、

オリンピアに出たと言っても選手とコーチは違うんで、、、

コーチはコーチとしての教育を受けるべきだと思いますね。

そのオリンピアは日本スポーツ協会公認資格も持っていないみたいなので、、、

自分の選手時代のまままでやっていると思います。

ご自身のHPに「オリンピアが指導」と謳っていますから、、、

それがウリなんでしょうけど、、、

生徒側に「肩書に惑わされない目」が必要だと思いました。
オリンピアを隠していても生徒が集まるコーチさんが良いですね。

つーか、もう時代が違いますからね。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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