楽天証券のiDeCoで購入すべき金融商品は3つだけ

内科医

おはようございます。

当ブログの読者から、楽天証券のiDeCoで購入すべき金融商品について以下のご質問をいただきました。

ちゅり男様 こんにちは。

当然ご連絡してすみません。

最近積立NISAとiDeCoを始めまして、ちゅり男さんのブログで勉強させていただいております。

ご質問がありまして、楽天証券で積立NISAとiDeCoをやることにし、積立NISAはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本にし、iDeCoも同じもので運用しようと思いましたら……勉強不足で商品がないことに気付き、iDeCoでどの商品を選ぼうか悩んでおります。

ちゅり男さんはSBIでiDeCoされてるそうですね。

私もSBIにすればよかったと後悔してます。

もう開設してしまったので…移管はしないほうがいいですよね?

楽天証券でiDeCoをやるなら楽天VTか楽天VTIのどちらかかと思うのですが、どちらが良いと思われますか?

管理手数料の安い楽天VTIが良いかと思いましたが、その場合積立NISAで全世界に投資しているのですが大丈夫でしょうか?

ちゅり男さんが全世界株なら全世界株だけ、米国株なら米国株だけがベストです。とブログにでおっしゃっていましたので、

積立NISAで全世界、iDeCoで全米はやめておいた方が良いということになりますでしょうか。

私が出した選択肢以外にも、こんな考えはどうかなど、ご助言いただけますと幸いです。

初心者ですので間違った事を言っていたら申し訳ありません。

お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。

結論から申し上げますと、全世界株分散投資を検討しているのであれば、楽天証券のiDeCoで楽天VTを購入すればそれで大丈夫です。

SBI証券に移管をしてもiDeCoのラインナップにはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は存在せず、「除く日本」の方しかありませんね。

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楽天証券のiDeCoで購入すべき金融商品は3つだけ

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 楽天証券のiDeCoで選ぶべき商品は3つだけ

2. 口座移管するほどでもないので、全世界株式ならば楽天VTを選べばよい

3. iDeCoでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入するならマネックス証券を選ぶ必要あり

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 楽天証券のiDeCoで選ぶべき商品は3つだけ

ご質問者様は楽天証券のiDeCoを利用中とのことですので、まず初めに楽天証券iDeCoの商品ラインナップを見てみましょう。

dc.rakuten-sec.co.jp

この中で実際に購入すべき金融商品は3つに絞られます。

具体的には、

1) 全世界株:楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)

2) 全米株:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

3) 先進国株:たわらノーロード先進国株式

の3つです。

iDeCoは年金ですので最短でも60歳になるまで取り崩しができません。

よって、20代〜30代の若い投資家にとっては、iDeCoでは必然的に長期投資をするしかないということになります。

iDeCoのメリットの1つは、運用益にかかる20.315%の税金がゼロになることです。

このメリットを最大限に活かすためには、iDeCoの口座内ではできるだけ期待リターンの高い商品、つまり株式に集中投資する必要があります。

これらの背景を踏まえますと、上記の3つの商品が投資対象としてベストとなります。

 

2. 口座移管するほどでもないので、全世界株式ならば楽天VTを選べばよい

上で述べた通り、最短でも60歳まで保有し続けることになるiDeCoにおいては株式100%で運用することがベストな選択となります。

20年以上先の将来を正確に予想することができない以上、全世界株がよいのか、米国株がよいのか、先進国株がよいのかという問題には結論を出すことはできません。

よって、後は自分が納得のいく投資対象を選べばよいと思います。

ご質問者様はつみたてNISAでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に投資されているとのことですから、基本的にはiDeCoでも同じ投資方針でよいでしょう。

よって、シンプルに考えれば楽天VTを選択することになります。

楽天VTはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と比較するとやや信託報酬が割高ではありますが、それでも0.212%と十分に低水準です。

口座移管の手間をかけるほどの差異はなく、許容範囲内と言えるでしょう。

 

3. iDeCoでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入するならマネックス証券

SBI証券のiDeCoセレクトプランの商品ラインナップには、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)しかありません。

よって、どうしてもiDeCoでeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入したいのであれば、SBI証券ではなくマネックス証券へ口座移管する必要があります。

mst.monex.co.jp

ただし、マネックス証券は取引画面の見づらさ、使いづらさの点で問題があり、初心者の方にはあまりオススメできません。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に強いこだわりがないのであれば、このまま楽天証券で楽天VTを購入し続ければよいでしょう。

 

まとめ

iDeCoのように老後に向けた長期投資が前提となる口座では、「株式100%」で運用することが重要です。

楽天証券の場合、楽天VTか楽天VTI、たわらノーロード先進国株式のどれかを選択するのがよいでしょう。

 

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こんな記事も書いています。

iDeCoはスイッチングが自由自在なのも魅力ですね。

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eMAXIS Slim全世界株式の「除く日本」と「オール・カントリー」ですが、世界全体の中で日本の占める割合が6-7%しかありませんので大差ありません。

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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の登場により、わざわざドル転してVTを購入する必要性がなくなりました。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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