今回はこの新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の謎について、もう少し触れていこうと思います。さて、コロナウイルスの大きな謎の1つに「フーリン切断部位」があります。
フーリン切断部位は新型コロナウイルスの感染力に関わるのですが、これはSARS-CoVを含む近縁のコロナウイルスには本来見られないのです。では新型コロナウイルスが進化の過程でどうやってフーリン切断部位を獲得できたのか?
この事はコロナ騒動の当初から一部の科学者の間では議論の的になっていました。フーリン切断部位の配列が、モデルナ社が特許を取得した遺伝子上の配列と一致する事を報告する論文が先日、2022年2月に発表されました。この配列の特許が出願されたのは、コロナ騒動が始まる数年前の2016年です。そのため新型コロナウイルスが人工ウイルスではないかという議論が現在再燃しています。
著者らによる生物統計学的解析では、この配列が3万塩基のウイルスゲノムまたは特許に記載されている遺伝子ライブラリの中にランダムに存在する確率は0.00000000321%です。つまり、この配列が偶然に成立する確率は非常に低く、ほぼありえないと言ってもよいでしょう。
コロナウイルスのゲノムは1つのRNAのみであり、そこにはスパイクタンパク遺伝子は1つしかありません。バックアップがないわけです。変異を繰り返す途中でもスパイクタンパクの機能は維持されていないといけません。変異の途中で機能を失えば、細胞に感染する事が出来なくなるからです。これが意味する事は、12ヌクレオチドの挿入のために何度も失敗を重ねながら短い挿入の試行錯誤を繰り返す余裕は無いという事です。フーリン切断部位の獲得は、少しずつの変化の蓄積というよりは一気に起こったのではないでしょうか。そう考えると別の遺伝子から配列をコピーしたと考える方が自然です。ではその配列はどこに由来するのでしょうか。
SARS-CoV-2はコウモリ由来のコロナウイルスと考えられています。野生のコウモリが複数のコロナウイルスに感染した場合、コロナウイルスの間で鋳型乗り換えが起こると配列の一部を取り込む可能性はあります。ところが、コピーしようにも既知のウイルスにはコピー元が見つからないのです。
同一細胞への複数のウイルス感染は自然界でも起こりますが、実験室で再現する事もできます。細胞株に複数のコロナウイルスを感染させると、突然変異に加えて鋳型乗り換えによってコロナウイルスのゲノムは変化していきます。ヒト細胞への感染力によってスクリーニングすることにより、ヒトに感染可能な新型のコロナウイルスが誕生するかもしれません。これが「機能獲得実験」と呼ばれる人工進化です。機能獲得実験は倫理的に大きな問題がありますが、ウイルスの実験に適したバイオセーフティレベルの施設があれば技術的には可能です。
今回、SARS-CoV-2のフーリン切断部位に見られる配列が、モデルナ社の特許内のMSH3遺伝子に存在する事が確認されました。これ自体がヒト用にコドンを最適化した人工遺伝子ですので、この配列が起源であれば、野生のコウモリの体内で自然に鋳型乗り換えが起こったとは考えにくいのです。考えられるのは研究室の細胞株の中であり、機能獲得実験による人工進化の産物である可能性があります。あるいは偶然鋳型乗り換えが起こったと考える必要すら無いのかもしれません。実際、人工的な操作により遺伝子を加工する事は技術的には難しい事ではありません。また、デザインされた遺伝子を機能獲得実験と組み合わせて人工進化させる事も技術的には可能です。
フーリン切断部位は新型コロナウイルス進化の謎の1つであり、新型コロナウイルスが人工ウイルスではないかと疑われている理由の1つでもあります。
同一配列が真核生物やウイルスゲノムには見当たらない一方で、コロナ騒動が始まる数年前にモデルナ社が取得した特許の遺伝子上に見つかったというのは興味深い事実です。
自然にないもの、見つかっていないモノが、モデルナ社が特許申請していて、その配列を持つウイルスがコロナウイルスだったというコトで、、
限りなく、、
真っ黒です。
これを「陰謀論者ガー」扱いしたら、、
相当なバカでしょうね。
さぁ、冒頭の「陰謀論者ガー」「反ワクがー」連呼な、ワク信の皆さん、三回目四回目のtweetをお待ちしています。
※2つのランキングクリック宜しく。
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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