今は死にたいって気持ちなくなった?(^^)v

内科医
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「食べられないし、目眩があるので来ました!」と。
 ふぅ~(・_・)……ン?

結構、向精神薬を飲んでいるよなぁ~。
さぁ…どうする???

取りあえず考えることは今の身体の状況を治すことに徹する。
内科だから…治療の基本は身体を治すことだもんなぁ。

そんな訳で治療を開始。

3ヶ月は過ぎたので「どうだい?」とか聞くと
「死にたいと言う気持ちがなくなった」と。

 w(゚o゚)w オオ-

「後は薬を減らしていくだけだなぁ~」
とか思ったりして診療しています。

心療内科の領域は内科と接点が近いので…
色々な病態を持った患者さんが来院されます。

「統合失調症(昔の分裂病)」の病名とかで
初診は患者さんが中学生の頃の5~6年前かな。治療を続けて…
今は殆ど向精神薬を飲まないで大学に通っている患者さんもいます。

パニック障害の患者さんも…とても多いのが実情です。

「めまいがする」とのことで治療をして来たら…
2年程度経ったら…スーツで受診されるものだから聞いてみると。
「この2~3年…閉じこもっていました。でも今は仕事ができます」と。
 (・o・)(・o・)(・o・)

こうなって来ると「心療内科」的な感じですけど…
内科医として身体を眺めているだけです。ホントに!(^_^)


患者さんに分かって頂きたいこと
初診時の患者さんには、基本的には向精神薬は続けて頂きます。
その治療と併用して、内科と漢方内科の治療をします。
向精神薬を直ぐに止めて、内科と漢方治療に変更できる訳ではありません。

体調が良くなってくると精神状態も安定してきます。
この様な時に少しずつ向精神薬を減量して頂いているのが現状です。

PS:
心療内科の治療は、心療内科の先生にお任せしています。
同じ心療内科の道を歩んでいる同期の先生にも頑張って欲しいな!と思います。
基本、自分は内科なので身体全身を診ることでしかありません。
一般医療に漢方医療を合わせているため多くの病気が診られる機会が多いだけですよねぇ。


Source: 病気って…なぁに?

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