この現実から逃げてはいけない。

その延命を本人の人生のために止めたい家族と、その延命を家族が苦しまないために望む本人と。 そんな相思相愛のご家族がいる。 ご家族は、彼らしく彼があるには、この機械は必要ないと考える。その機械は、緊急事態に気が動転して、選ばざるを得なかった。今、彼の体にはその機械が入り、ご家族は彼らしくないと考える。 ご本人は、命拾いをしてもらったがその生命を拾われたことにより目が覚めた時に、家族を苦しめることに、やっと気がついた。今、家族の介護負担は、その機械によって少しは軽減されると彼は考える。 こんな残酷な現実に直面するご家族がいる。 その苦しみに、寄り添う方法はいくらでもあるが、その苦しみに、取って代わる方法は僕にはない。どこまで行っても、それができないのもまた事実。 目の前の仕事だけに、短絡的になってはいないか。今こそ、しっかり向き合おうじゃないか。逃げてばっかりの人生じゃつまらない。 そこに向き合うプライドを持とう。僕は本気だよ、いつだって。誰がなんて言おうと。今日も、ゴールデンな週に、残酷な現実と向き合っている。 良かったら聴いてください。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=lW
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