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ケトン体は『飢餓時だけに生成される非常エネルギー』なのか[16完]

健康法
ケトン体について,軽く 経緯と現状をまとめるつもりで始めたこのシリーズでしたが,文献を見ていくと 特に2015年以降,怒涛の如く報告文献がほとばしり出ていて,しかもそれらすべてが興味深いものばかりだったので,ついつい深入りしてしまいました.



やはり 2013年に米国でSGLT2阻害薬が発売され(日本では 翌2014年),多数の糖尿病患者に使用されることになったこと,そして 2015年に SGLT2阻害薬には 心臓保護効果があるという驚愕の EMPA-REG OUTCOME試験の結果が発表されたことが引き金になったのでしょう.

ここから世界中の研究者・製薬会社が先を争って,SGLT2阻害薬の研究に取り組みました.

その結果;

SGLT2阻害薬であれば,どの薬にも心臓保護効果がある.心臓だけでなく,腎臓保護効果もみられる.このような効果はケトン体によるものとしか考えられない.

ということがわかり,ケトン体の薬理作用についての研究に更に拍車がかかりました.2022年になっても,その勢いはとどまることをしらず,本日時点でも 次々と新しい研究報告が出されています.

まさに ケトン体は悪魔ではなく,守護天使だったのです.

ところで,例年よりもかなり早く 『糖尿病治療ガイド 2022-2023』が日本糖尿病学会から発行されました.

(C)

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