「それが西側の正体なのか」 ロシア人留学生の心を変えたもの「世界中が私たち(ロシア人)を嫌っている」。大学進学を目指して日本語学校に通うロシア人留学生のナターシャさん(仮名)が涙ながらに訴えた。2週間前には、家族に迷惑がかからないようにと匿名で取材に応じ、母国ロシアのウクライナ侵攻への怒りをあらわにしていた。「将来、何か日本人の役に立つ仕事がしたい」と夢も抱いていた。この短期間に「世界中が……」と絶望するほどに彼女を追い詰めたものは何なのか。【大野友嘉子】ロシア当局は3月に1万米ドル相当を超える現金、金融商品の持ち出しを制限していた。ナターシャさんが隠し持つ現金は1万ドル相当より少ないが、ある学生が4000ドルを持ち出そうとして逮捕されたといううわさを聞いていた。
「これがロシアなんです。うやむやなことが多く、簡単に逮捕されてしまうんです」
実際、出国時にナターシャさんの前に並んでいた高齢の男性が、警察らの持ち物検査を受けた。
「警察官らは(男性の持ち物から)現金が見つかったと騒ぎ始め、高齢の男性をボコボコに殴り、どこかに連れ去りました。荷物の中の現金のことが気になっていましたが、男性が連行されたどさくさに紛れて細かいチェックを受けずに飛行機に乗ることができました」
(略)
ずっと日本に憧れていたという。
「日本の大学で日本語と、もう1カ国語を勉強したいです。そうすれば、日本で働かせてもらえる。そして役に立てることを証明できれば、永住させてもらえるかもしれない」。目を輝かせながら、そう言った。
父親は医師で、母親も医師免許を持ち、祖母は会計士。「日本だったらお金持ちそうなイメージがありますが、ロシアでは貧しくもなければ、特別に裕福でもない家庭です」という。留学資金は、祖母がユーロで貯金してくれていた。外国で生活できるよう幼い頃から英語、中国語、フランス語、ドイツ語を学んできた。今回のオンライン取材にも英語で答えた。
話を聞きながら、ロシア語を含めて5カ国語も話せるのに、なぜ日本への留学にこだわるのか気になった。他の国ならもっと早くに留学できたのではないか。こう疑問をぶつけると、ナターシャさんは「とんでもない」と笑顔で首を横に振った。
「日本がベストです。治安が良く、政治は穏やかで、就職のチャンスがたくさんあります。私は5カ国語が話せますが、ロシアではそんなことは評価されません。ドイツやフランスは素晴らしい国ですが、日本ほど語学力を評価して、重宝してくれるかどうかは微妙なところです」
語学力を生かせる国として日本を選んだのだ。その日のナターシャさんの表情に迷いは感じられなかった。
「それが西側の正体なのか」 ロシア人留学生の心を変えたもの | 毎日新聞「世界中が私たち(ロシア人)を嫌っている」。大学進学を目指して日本語学校に通うロシア人留学生のナターシャさん(仮名)が涙ながらに訴えた。2週間前には、家族に迷惑がかからないようにと匿名で取材に応じ、母国ロシアのウクライナ侵攻への怒りをあらわにしていた。「将来、何か日本人の役に立つ仕事がしたい」と夢
なんで先に日常会話位日本語を学ばなかったのか不思議な感じで、、、
それと、、、
>この短期間に「世界中が……」と絶望するほどに彼女を追い詰めたものは何なのか。【大野友嘉子】
それ、プーチンですよ。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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