神の詩 第五章十節 4/7

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 神の詩 第五章十節  4

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「行動をブラフマンに捧げ、執着を捨てて行動する者は、蓮の葉が水に汚されないように、罪悪に汚されない。(十)」

先に進みましょう。

蓮は、
泥沼の底に根を張り、
泥水の中で育ち、
葉を水面に出して、
香り高い美しい花を咲かせます。

泥の中に在っても、
根からは清らかな水が吸収され、
植物体には撥水の役割をする細毛があるために、
泥水の中に在りながら、
泥水に接していない状態が作られています。

葉柄の中には、
地下茎まで繋がる大きな穴が通っており、
呼吸ができる通気組織として機能しています。

根茎は、
肥大して多節で、
水の底の泥や堆積物の中に匍匐根茎を伸ばして
安定した固着が出来る仕組みが作られています。

そして、
太陽の光を利用して、
底地にある泥と水分から
あの香り高い芳香を創り出す花を開花させます。

開花後の花托には
たくさんの穴があり、
その形が蜂の巣に似ていることから
「蓮(はちす)」
と名付けられ、
転訛して現在
「はす」
と呼ばれるようになりました。

蓮の種子は、
生命力が強く、
長さ約2cmの楕円球形で、
発芽する力を長く保持できることが有名です。

推定2000年前とされる種子から発芽した事例も報告されています。

さらに、
蓮にはさまざまな薬効があることも知られており、根、葉、花、果実、種子のすべてが薬草として使われています。
これも詳細は
「神の詩」第五巻に収録しておきましょう。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 3
森井 啓二
きれい・ねっと
2021-08-20


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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