僕は、この仕事を、なんとかやり遂げたいんです。
若いそのターミナルの患者さんは、
遠くを見ながら、何かを感じ取って、
そう話された。
僕ら在宅医療は、やっぱり『死』を意識させる。
どこまで行ったって、『死』は『死』だ。
どんなに美しく、どんなに優しく、
どんなに大切に用意したって、
一つの区切りであるには違いない。
ジェンダーな発言だが、お許しを。
男として生まれてきて、一つの大仕事を任され、
それがもし、病で、事故で、道半ばで、途絶えてしまう時、
どうしても受け入れがたい屈辱を、
そして、苦しみを感じるのではないのか、、、
その屈辱の準備に近い在宅医療という選択。
僕の仕事は、そんな死神みたいなもんだ。
だけど、だけど、だけど、、、、
終わり良ければ全て良しに、、、、
強引にしちゃえるそんな気概は持って臨んでいる。が、
どこまで行ってもやっぱり自己満足、、、、正直悔しい。
今日も、一つの大仕事が道半ばになりそうで、
苦しんでいる若い患者さんに出逢い、胸が痛かった。
その苦しみの支えに少しでもなれるよう努力したい。
先日、リアルでASKAさんにお逢いしてから、
ずっと、ASKAさんの歌を訪問の道中歌っている。
出逢った全ての大切な仲間たちと前に進みたい。
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