肝臓がんの治療 肝動脈化学塞栓術に重要な二つのポイント

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

日本全国、猛暑です
2週間くらい
30度以上が全国で続くみたいです
熱中症にご注意ください

岩本内科の
癌のカテーテル治療の原点は、

門脈動脈同時塞栓療法です

これは、私の父である初代ガンちゃん先生が
生涯をかけて確立させた質の高い肝動脈化学塞栓術
です

門脈動脈同時塞栓療法のポイントは、

アンギオCTを使って癌の動脈を同定することと、
薬が末梢の門脈まで見えるまでしっかりと投与すること

二つです

この二つのポイントは、20年くらい前から
初代ガンちゃん先生が声を大にして、学会で言い続けてきたことなのですが、

日本の中で肝動脈化学塞栓術に関して
一番有名とも言える、福井県の福井済生会病院におられる
宮山史郎先生も
まったく、同じ二つのポイントが肝動脈化学塞栓術において
重要であると言っております

私の父も、なかなか凄い人です
先見の明があったというか、患者さまに
最良の治療をしたいという思いで突き詰めていった結果、
見つけた二つの重要のポイントだったんだと思います

偶然では無く、必然的に、そのポイントに行き着いたんだと思います

ですので、門脈動脈同時塞栓療法を行う際は、
私自身も、気合いがはいります

この方も、肝臓がんステージ3を患う方

肝S8に3cm
S2/3に1cmの病変

スライド3

血管造影を行い、癌の動脈を予測し、

スライド2

丁寧にアンギオCTで癌の動脈を同定し、

癌の動脈は、肝動脈から5-6回分岐した細い動脈ですので、
そこまでマイクロカテーテルを挿入します

スライド4
スライド5

そして、末梢の門脈が出るまで薬剤を投与します
門脈動脈同時塞栓療法です

スライド6

伝統を大切に、父の思いを大切に、
一歩ずつ、一人ずつ、丁寧に治療を続けます

さて、今日も治療です
今日も、ガンばらないといけない患者さまの治療が待っています

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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