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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
気持ちの良い朝です
最近、年取ってきたのか
朝・・早起きです 笑
今日、ご紹介するのは
大腸がんの肝転移に対する
岩本内科医院での治療
岩本内科では、
肝臓がんだけでなく、
大腸がん、乳がんなどほかの場所にできたがんが
肝臓やほかの場所に転移した場合にも
がんカテーテル治療を行う場合があります
基本的には、そういう転移の状態は
治療のガイドラインに従って
全身の抗がん剤治療を行うべきと考えておりますが、
その抗がん剤治療がなんらかの理由で行えない場合・・
たとえば、副作用が強すぎて続けられない
ご高齢でできなかった
などの場合、
そして、全身の抗がん剤治療が効かなくなった場合に
がんカテーテル治療を肝臓がん以外のがんにも行います
今日ご紹介する方は
ご高齢で、強い抗がん剤治療が行えないと判断されたこと
ご家族の介護などで、あんまり強い治療をしたくなかったという理由があり、
これまで、マイルドな全身抗がん剤治療が行われていた状態でした
こういう判断、よくあるのではないかと思います・・・
そして、そのような治療も効かなくなってきたという事で
岩本内科にセカンドオピニオンでご相談に来られました
造影CTでは、
肝臓内に最大10cm大、複数のがんがある状態
大腸がんの肝転移で間違いない状態でした
このまましていると、がんが大きくなり
肝臓を埋め尽くし、肝機能が落ちて命に関わる状態になってしまいますので、
カテーテルを留置し、動注化学療法+全身抗がん剤治療を行う方針としました
治療開始から
4か月
がんは明らかに縮小
残っているがんも黒く血流が落ちていて
元気がない状態に陥っています
血液で分かる
腫瘍マーカーも減少です
このまま継続し、出来る限り小さくさせていくつもりです
とっても大事なことは、
がんカテーテル治療中、
副作用をまったく感じていないということです
2-3週間に一度、2-3日だけ入院いただいて、
動注化学療法+全身抗がん剤治療を行っております
ご家族の協力も促して
ご本人が心配されていた家族の介護も
その時は任せられる状況にしてもらいました
最初に、岩本内科に相談に来たときは
疲弊と
不安と
きつさでいっぱいの雰囲気でしたが、
今はとっても活き活きされています
“心も健やか”
私が目指す医療の一端です
まだまだガンばります
さて、今日は、
岩手県に出張です
リザーバー&ポート研究会という
がんカテーテル治療の専門家が集まる研究会に参加します
明日と明後日、二つの発表と講演予定です
さて、ガンばりますか!
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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