新NISAでeMAXIS Slim オルカンやS&P500よりハイリスク・ハイリターンを狙う人にはNASDAQ100インデックスファンド(ニッセイ、楽天)がオススメ!

内科医

 

おはようございます。

新NISAの軸はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)やS&P500の二強で間違いありません。

基本的には新NISAはオルカンやS&P500で100%固めるのが一番よいでしょう。

一方で、オルカンやS&P500でインデックスファンドの値動きに慣れた後、より「ハイリスク・ハイリターン」を狙いたい人にはNASDAQ100ファンドをオススメします。

 

 

NASDAQ100に投資するファンドも昔と比べて増えましたが、これから買うならニッセイNASDAQ100インデックスファンドか楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドがよいですね。

 

新NISAでeMAXIS Slim オルカンやS&P500よりハイリスク・ハイリターンを狙う人にはNASDAQ100インデックスファンド(ニッセイ、楽天)がオススメ!

 

新NISAの王道はあくまでeMAXIS Slim オール・カントリーやS&P500です

新NISAの王道は、あくまでeMAXIS Slim オール・カントリーやS&P500などの全世界株もしくは米国株インデックスファンドです。

20年〜30年と長期間複利で運用することを考えれば、オルカンやS&P500でも十分なリターンが期待できるため、一般の方はそれ以上のリスクを背負う必要がないからです(下図参照)。

 

「新NISA」と従来の「つみたてNISA」で積立投資すると投資資金がどれだけが増えるかをシミュレーション!長期継続と複利効果によって“資産1億円”達成も可能!
「つみたてNISA」と「新NISA」(2024年開始)とで積立投資を続けた場合、資産はいくらになるのか? 年利3%、5 %の場合の運用シミュレーションの結果を発表!長期投資で1億円超えも!その他、途中で一部を売却した場合のシミュレーションも掲載。ポイントは長く続けて複利効果を味方につけること。まだの人は2023年中に「...

 

一方で、オルカンやS&P500などの市場平均インデックスで期待できるリターンは年率5%〜8%程度と言われています。

5年〜10年程度の比較的短い期間で高いリターンを狙うには少々役不足と言えます。

 

一般的に、投資の世界ではリスクとリターンは比例します(下図参照)。

 

60歳からの資産運用…老後資金を「増やしたい人」と「減らさず長持ちさせたい人」それぞれのとるべき「投資戦略」とは【CFPの助言】|資産形成ゴールドオンライン
老後の資産運用は、生活費を枯渇させないということが基本戦略です。お金を運用して増やす前に、まず家計の資産からどれくらいの金額を投資できるるのか、またそこからどのような目的で投資を行うのか、明確化してプランを立てる必要があるでしょう。CFPの藤川 太氏が監修した『60歳からの得する! NISA大改正』(ART NEXT)...

 

よって、ハイリターンを狙うにはよりハイリスクな商品に投資する必要がありますが、世の中には詐欺的な商品も多数あるので注意が必要です。

「高いリスクに見合ったリターンを提供してくれる商品」を選ぶ必要があるでしょう。

 

S&P500よりハイリスク・ハイリターンを狙うならNASDAQ100がオススメ

S&P500よりもう一段ハイリスクになってもよいのでハイリターンを狙いたい人には「NASDAQ100」がよいと思います。

実際、2010年代〜現在の米国株を牽引してきたのはMagnificent 7などのメガテック銘柄です。

 

NASDAQ100はVGT(バンガード・米国情報技術セクターETF)のようなセクターETFではないので、100%全てがテクノロジー銘柄ではありません。

とはいえ、情報技術セクターの占める割合は約50%とS&P500と比較して非常に高く、単一セクターの景気動向に大きく左右される点には注意が必要です(下図参照)。

 

Invesco QQQ Trust (QQQ) Holdings - Yahoo Finance
View Top Holdings and Key Holding Information for Invesco QQQ Trust (QQQ).

 

NASDAQ100の過去10年間のリターンはS&P500を圧倒しており、リスクも高くなりますが、それに見合ったリターンを提供してくれています。

ボラティリティの大きさに耐えられる人にとっては魅力的な投資先と言えますね。

 

Chart ETF Returns & Volatility - ETFreplay
Chart the performance of up to five exchange traded funds (ETFs) over time. Compare total return, volatility and drawdown.

 

NASDAQ100への投資ならニッセイか楽天が低コストで良い

日本人がNASDAQ100に投資する方法には「投資信託」と「ETF」があります。

最も有名なのは米国ETFの「QQQ」です。

QQQの経費率は0.20%で、純資産総額は40兆円を超えるメガファンドです。

商品の歴史や質、流動性ではQQQを上回るNASDAQ100ファンドはありませんが、QQQは1株450ドル(約6.8万円)以上するので少額の積立投資には不向きです。

 

古い記事なので現状と異なる点も多いですが、QQQについては以下の記事でまとめています。

 

www.churio807.com

 

今ではQQQの廉価版である「QQQM」という商品が登場しています。

こちらは中身はQQQと同じですが経費率が0.15%と安く、純資産総額も4兆円弱まで伸びています。

1株185ドル(約2.8万円)なのでQQQよりは買いやすいですね。

 

www.churio807.com

 

日本人投資家には、ETFよりも投資信託の方が便利です。

昔はNASDAQ100ファンドは割高な商品ばかりでしたが、今では、

1) ニッセイ・NASDAQ100インデックスファンド

2) 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド

のように、信託報酬0.2%前後の商品が登場しました。

 

どちらも良い商品ですが、運用実績重視ならニッセイを、信託報酬重視なら楽天を選ぶのがよいでしょう。

両者の詳細な比較は以下の記事も参考にしてくださいね。

 

www.churio807.com

 

まとめ

新NISAでオルカンやS&P500よりもハイリスク・ハイリターンを狙いたい人にはNASDAQ100ファンドがオススメです。

Magnificent 7を始めとする情報技術セクターへの投資割合がかなり高くなるため、リスクは高いですが、長期保有に値する投資先だと思います。

 

【ちゅり男初の単行本です。応援よろしくお願いいたします!】

これから投資を始める方が絶対に知っておくべき知識だけを厳選してこの1冊に盛り込みました!

豊富な図解入りで文章も分かりやすく書き上げたので、コスパ、タイパともに抜群だと思います。

ぜひ本書を手にとっていただき、絶好の投資スタートを切っていただければ嬉しいです。

ブログとともによろしくお願いいたします。

 

【関連記事のご紹介】

インデックス投資で重要なのは「何を買うか」ではなく、「ポートフォリオ全体の何割買うか」です。

www.churio807.com

 

インデックス投資は10年目を超えてから急速に投資成果が実感できるようになります。

www.churio807.com

 

オルカンやS&P500は短期〜中期でのFIRE狙いには不敵です。

老後に向けた資産形成には最適だと思います。

www.churio807.com

Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました