肝動脈塞栓療法研究会 肝臓がん治療のシンポジウム

外科医

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みなさん、こんにちは
2代目ガンちゃん先生です

今日は、土曜日の岩本内科外来でした
比較的、患者さまの流れも緩やかで
落ち着いておりました

お昼からは、
学会発表をしています

カテーテル治療の事をIVRと呼びますが、
その専門的な学会がIVR学会といって、
それと同時に毎年開催される
肝動脈塞栓療法研究会のシンポジウムで
発表の依頼を頂きました

肝臓がん治療に関して
日本の有名な先生方の中で、
発表させて頂けるのはとっても光栄な事です

いま、肝臓がんには様々な全身への薬物療法が使えますので、
どんどん薬物療法を使うべきとされる治療対象が
増えています

一方で、これまで肝臓がん治療を支えてきた
カテーテル治療である肝動脈塞栓術(TACE)は
その治療対象が小さくなってきています

肝動脈塞栓術が効かなくなりやすいタイプの肝臓がんはなんなのか?
これを明らかにすることで、

全身の薬物療法の治療選択を速やかに行う事ができるようになります
ですので、学会では、
この肝動脈塞栓術が効かなくなりやすくなるのはどういうものなのかについて
議論がなされています

様々な要素が浮かび上がってくるのですが、
難しいのは、
肝動脈塞栓術というカテーテル治療は、
医師の腕に非常に依存するという事です

A医師が治療すれば、根治出来るけど、
B医師だとできないという事も起こり得ます

肝臓がん、そのものの性質で
肝動脈塞栓術が効きにくい場合もあるので、
それは、見極めが可能ですが、

腕の話になると、それぞれの施設で
討論するのは難しくなります

岩本内科では、
他院で治療ができなくなったと言われた
肝臓がんの方が多くこられます

これまで来られた患者さまの治療結果を
集積し解析してみると、

前医で治療ができないと言われた方で、
7割の方は、岩本内科で治療すると
癌が一旦は縮小したという解析結果がでました
施設によって大きく異なるという事になります

肝臓がん治療はどんどん複雑化しています
本当の意味で
患者さま方のためになる治療指針が打ち出せるよう
ガンばっていかねばなりません

学会でも、そういう気持ちで挑みます

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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