癌の見え方・・

外科医

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みなさん、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

連休、いかがお過ごしですか

オリンピック、終わってしまいました
あとは、パラリンピックですね

選手たちの頑張りは、
本当に勇気を与えてくれます

このオリンピックの開催・運営は
難しかったと思いますが、是非もありますが
何とか形になって
良かったです

今回のオリンピックは、
新型コロナの影響で色々な制約・問題がありましたが、
新型コロナの前から、ロゴ問題や会場問題、開催問題、費用問題などなど
様々な問題が噴出しました

組織として、ヒトとして
もっともっと洗練されなければ、世界に取り残されてしまう気がします
政治もコロナの問題に関してもそうですが、
本当にリーダーの素質がある人が求められます
人材がいないのでしょうか・・・
変わらないといけない時期なのかもしれません

さて、癌の話に移りますが、

肝臓がんの場合、CTを撮影し、
その画像パターンを評価します

基本的には
動脈相という画像タイミングで白く
門脈相という画像タイミングで黒くなるのが
肝臓がんの特徴です

これは、癌が動脈の血液を主に利用していることを反映しています

下の画像の様な見え方です

木村伸一

ですが、
一方で、
同じ肝臓がんでも
こんな風に
あまり動脈で白くならない場合もあります

田畑スミエ

同じ肝臓がんでも画像の見え方に違いがあるのです
同じ肝臓がんなら同じように見えるのが当然かと思いますが、
そうではないのです

その理由としては

同じ肝臓がんとしても癌細胞の性質は遺伝子変異の影響で異なるということが一つ、
もう一つは、
CTで見える癌は、癌細胞が主な細胞ですが、
その中には、血管、線維、免疫細胞などほかの細胞たちも
豊富に存在しています
癌と癌以外の細胞のバランスが、CTの見え方に反映されているということが二つ目の理由になります

この辺りは、もう少し詳しく解明する必要があって、
研究を深める価値があります

連休の最終日・・
新型コロナに気を付けて、
みなさま、お過ごし下さい

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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