乳がんに対する治療:長期の経過

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日、ご紹介は

乳がんに対するカテーテル治療です

進行乳がんに対する治療は
基本的には全身の化学療法ですが、

状態によっては、
カテーテルを用いた治療が有効な場合があると
私は思っています

本日ご紹介する治療経過は、

今から6年前から治療を開始しております

いろいろな全身の化学療法を受けて来られましたが、
どうしても、
肝臓内の病変、肝転移が制御できず
だんだんと大きくなってきているということで、
岩本内科に来院

スライド2

カテーテル留置を行い、
肝動脈化学塞栓術と肝動注化学療法を開始しました

数ヶ月の経過で
肝臓内の病変はある程度、制御できたので、

スライド7

また、全身の化学療法に戻り、
治療を継続し、現在まで至ります

最近、全身の化学療法が
また、うまくがんを制御することができなくなってきたので、

岩本内科に来院

たしかに、肝臓全体にがんが拡がる状態でしたので、
改めて、カテーテル留置を行い
肝動注化学療法を再導入
しました

スライド9

今回は、しっかりと肝臓全体に
同時に流す必要がありそうでしたので、

金属コイルを用いた血流改変という手技を行い、
肝臓全体に抗癌剤が流れる方法
を取りました

スライド10
スライド11

スライド13

動注化学療法をしたからといって、
全身の化学療法をしたらいけないという訳ではありません

肝臓の病変が制御できないと
肝機能が低下してしまいます

そうすると、全身の化学療法は出来なくなってしまいます

それを回避するために、集中的に抗癌剤を局所に流せる
動注化学療法を使って、
肝臓の病変を制御

ある程度制御出来たら、全身の化学療法にまた挑戦

臨機応変、その時の状態に合わせて
治療を切り替えれば良いのかなと思います

逆に、転移性の状態の場合は、
動注療法だけでは足りず、
全身の化学療法も大切にしなければなりません

一歩ずつ、丁寧に
ガンばるしかないのです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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