門脈本幹浸潤を伴う進行肝臓がんに対する治療

外科医

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

みなさん、
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

ホッとする日曜日
コーヒーを飲みながら、
ゆっくりとブログを書いています♪

昨日の治療は

進行肝臓がんの方に対する
カテーテル治療でした

門脈本幹という一番太い血管まで
癌が入り込んだステージ4aの状態

2

この方は
もともとの肝臓がんの場所が
尾状葉と言って、肝臓の一番奥深い所

この尾状葉は治療が難しい場所の一つ
加えて、
尾状葉に入る門脈は
直接、門脈の本幹から分岐するので、

尾状葉の癌が門脈に入り込むと
すぐに
極めて進行した状態になりやすい
のです

加えて、
この方は

肝臓の右側の動脈は腸の動脈からでるタイプで
正確な評価が必要でした

1

こういう時にアンギオCTが
力を発揮します

癌が右肝動脈から栄養されていることを確認できたので、

カテーテルを留置、
肝動注化学療法 New FP療法
を開始

薬剤が癌に溜まっている事を確認し
終了です

3

一連の流れで1時間から2時間で終わります

来週も大変なので、
少しでも疲れを癒さねば・・・

充実してる証拠ですね
感謝です

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     
Source: ガンちゃん先生奮闘記

コメント

タイトルとURLをコピーしました