新薬登場 テセントリク+ベバシズマブ  肝臓がん

外科医

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がんに対する
新しいお薬が使えるようになりまし

これまで使用されていた
肝臓がんの薬は、

癌の血管を抑えるという
血管新生阻害剤という部類の薬でしたが、

新しいお薬は、
癌に対する免疫を活性化する
免疫チェックポイント阻害剤と
血管新生阻害剤との組み合わせ治療です

アテゾリズマブとベバシズマブという薬剤ですが、
一般名では、
テセントリクとアバスチン
です

テセントリクはこれまで乳がんや肺がんで使われ、
アバスチンは大腸がんなどで使われていた薬です

適応が拡大されて、
肝臓がんにも使えるようになりました

テセントリク+アバスチンは期待のできる薬でありまして、

2009年から承認されて使用されていた
ネクサバールと比較して
生存期間の延長効果が優れていた結果を
臨床試験でしめしました

これまでたくさんの臨床試験が行われてきたのですが、
ネクサバールに勝った薬は
今回が初めてなのです

ですので期待大です

おそらく、全国の先生方が
使いたくてうずうずしてるところだと思います

もちろん、肝臓がんのすべて方に使わるわけではなく、
使用条件があります
例えば、肝機能に関しては
比較的良好な方でないと使えません

テセントリクに特徴的な副作用があるので、
注意して使う必要がありますが、

特に転移や脈管浸潤がある肝臓がんには有効というデータが出ています

逆に、ステージ3などの中間期の癌の状態は苦手かも・・というデータもあります

脈管浸潤に関しては、おそらく
岩本内科で行うNew FP療法の方が優ると
思いますが、全ての方がうまくいく訳ではないので、
この様に選択肢が増えることは
とても良いことなのです

一時期、この薬ばかり
使われる時代が来るかな

ですが、一つの薬でうまくいくほど、
肝臓癌治療は甘くないので、
効果に乏しい場合は、いつでも
ご相談を・・!

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

コメント

タイトルとURLをコピーしました