「頑張れば「いぼ痔」はなくなりますか?」頑張れば「いぼ痔」はなくなりますか?」
外来でこんな質問も多いです😊
まず大前提として
「(自覚しているかは別として)多少のいぼ痔のもとは誰でもあります
←自覚はしてないけど、私もあるはずです😉
そして、この「多少のいぼ痔」はお尻の内側で便やガスが漏れるのを防いでくれる水道のパッキンみたいな役目をしています☺️そんなに嫌わないで~🙏
「いぼ痔」は「なくすこと」がゴールではありません💮
例えば手術が必要な方は、
「いぼ痔の症状を繰り返し、困っていて、薬などの治療でもスッキリ治らない方、次のステップに進みたい方」です。
「時々症状がでるけど、すぐ治るし、そんなに困っていない方」はそれでいいんです
「いいんです」
←ここで川平慈英さん⚽️を思い浮かべられればベスト
なので、同じようなサイズのいぼ痔の方でも、困っている方、そもそも存在に気付いていない方、本当に個人差があります😊
同じサイズのほくろでも気になっちゃう方と気にしない方みたいな…(例えはイマイチかも)
そんなわけで、
「頑張っていぼ痔がなくなるか?」という質問には、
あえてまとめると「そもそもなくす必要がないし、多少の痔は誰でもある」というのが答えになりますでしょうか…😅
※なんなら診断する医師によって「痔の場所や個数が変わること」もよくあります・・・。
何cmから痔という定義も特にない…
※困った症状がないのに軟膏使い続けても
徐々に小さくなるものでもないです…
※ご自身で「いぼ痔」だと思っていたのが
「痛くもかゆくもないただの皮膚のヒダである【肛門皮垂(スキンタグ)】」のこともよくあります。
⇒放置していただいて問題ないのですが、これはいくら薬を頑張って塗っても全く小さくなりません。
↓こちらも参照ください
医者によって痔の数え方が違う衝撃的な理由!
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/55372288.html
ところで私、このブログ&インスタを通勤中の電車で書きためているのですが、
先程、隣の人の視線を強く感じました😓
この画面の内容を見たらビックリするだろうな…😱何者と思われてたかな💦
正直、学会に行くときの新幹線の中でも、パソコン開いてスライドの最終確認しづらい科ではあります…
結構衝撃的な写真や単語が続くもので…💨
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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