大切な方のお別れ会を欠席した。
言い訳をすると、ザイタクは、待ったなし。
こんな時も、普通にお看取りはある。
彼女は、どうしてもお家で過ごしたかった。
白血病でも最期までどうしても過ごしたかった。
老夫婦だからって周りや病院は
最期を不安視していたが、彼女の
『最期までお家』の意思は固かった。
化学療法や輸血や酸素や入院や、、、、
アチラコチラからの提案を受け入れるのも、
すべて、ここに辿り着きたかったから。
アチラコチラの誘惑は、時に最期を妨害する。
本人の意思も家族の意思も、揺れ動く。
それをかいくぐり、今日を迎えた彼女のお顔は、
本当に安らかで穏やかで、素敵だった。
いつも通りで、日常の尊厳死。
娘さん、お母さんの心臓の最期の音聴いてみられますか?
はい、良いですか?!・・・・・あ~~聴こえます。聴こえます。
お母さ~ん、お母さ~ん、ゆっくり休んでね。
今日この時を迎えるなら、昨日の晩一緒に横で寝とけばよかった、、、
娘さん、お母さん、ちゃんとわかっておられますよ。
今週こうしてお家に泊まっておられたんですから。
ギリギリ間に合ってよかった。大丈夫です。
安心されて旅立たれたと思いますよ。
こんな、優しいお顔されてるんですもの。
娘さんも、僕の話を聞いてくれて、
今週から実家に泊まってくれていた。
愛でもってギリギリ間に合った。
愛でもってギリギリセーフ
この試練必ず乗り越えよう。今日はこんな気分。
剛先生、僕も日々成長続けてますからね。
天国から見守ってくださいね。
良かったら聴いてください。
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