神の詩 第五章十八節 1

その他
「真我を知る人々は、学識のある謙虚なバラモンも、牛も、象も、犬も、犬を食べる賎民も、同等に見る。(18)」

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真我を理解し、
悟りの境地に到達した人の視野には、
貧富の差も
人種の差も、
動物種の差さえ
無いことが示されています。

すべての中に内在する一元性の霊的粒子を
偏見無く見ている状態です。

霊的修養に人生を捧げているバラモンも、
様々な生き物たちも、
そして
霊的未発達の段階にある人も、
すべてを差別なく尊い存在として見ています。
この節で示されている動物たちは、
さまざまな霊的段階にある人間の象徴でもあります。

バラモンは、サットヴァが最も優勢で、神へと向かっている人

牛は、ラジャスが最も優勢で、サトヴァが二番目に優勢

象は、ラジャスが最も優勢で、タマスが二番目に優勢

犬は、タマスが最も優勢で、ラジャスが二番目に優勢

賎民は、タマスが最も優勢で、完全に無智の中に埋まっている人

の象徴として表されています。

これら五つの例で、
この世界のすべての命ある存在、
そして
すべての現象をも同時に象徴しています。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 4
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-09-09


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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