C型肝炎を治療した後の肝臓がん

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

前回の記事の
岩本内科の山口院長先生が司会し、
私が話をする講演会、
うまくいきました

Webでの講演でした
お話した内容は、

C型肝炎に関する肝臓がんのお話

これまでの肝臓がんの原因の1位だった
C型肝炎

これは、いま、ほぼ100%
治癒させることができる時代になっています

抗ウイルス薬の開発により、
C型肝炎ウイルスを人類は克服したのです

日本では、
数十万人の方が、C型肝炎ウイルスで病院にかかっています

病院にかかっている方は、多くの場合、
抗ウイルス薬で治療されている状態と考えられます

ですが、
C型肝炎にかかっているのは知っているけど病院には行っていない方や、
かかっているのに気づいていない方というのも、
数十万人おられるということも分かっていて、

これらの方々にいかにC型肝炎の治療を受けて頂くかが
一つの課題
です

そういう点において、
地域のクリニックは非常に重要な役割を果たします

普段、あまり病院にかからない方でも
ちょっと調子が悪くなって受診されるのはクリニックです
また、会社の健診とかで、異常を指摘されたときに受診するのも
近くのクリニックの事が多いです

その受診の際に、肝障害がある場合には、
C型肝炎ウイルスの潜在的な感染が無いか、ちゃんと精査する必要があります

そういうこともあって、
去年、岩本内科でC型肝炎の抗ウイルス治療をした件数は、
日本の診療所で最も多かったようです

もう一つ、大切なポイントがありまして、

C型肝炎ウイルスを治療したあとも
肝臓がんが発生する可能性があるということを
患者さまも、医師も忘れてはいけないのです

よくあるパターンが、
C型肝炎ウイルスは治療した後に、
だんだんと医療機関から足が遠のき
数年、受診なく、
数年後、
腹部に違和感を感じ受診してみると、
進行した肝臓がんが・・・

こういうことが、増えてきています

このようなC型肝炎治療後の、肝発がんが
今後問題になります

これもすでに研究で解析されています

年齢が高い方(60歳前半以上)
男性
γGTPが高い方(異常値)
肝臓が硬くなっている方(肝硬変の状態)


この4つの項目がある方は、
C型肝炎を治癒させたとしても、
高い確率で肝臓がんが出てくるリスクを負っています

こういう方は、4―6か月に一度は
画像検査、
採血検査も数か月に一度は続けた方が絶対に良いです

地域のクリニックの役割は非常に大きいのです
C型肝炎など肝臓の慢性疾患がある場合には、肝臓の専門の先生がおられる
クリニックや病院でみてもらうのがよいと思います

何にしても、
山口先生司会の講演会は
僕にとって非常に楽しい、嬉しい経験でした♪

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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