多発する肝臓がんのカテーテル治療

外科医

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みなさま
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がんの薬物治療
非常に数が増えています

いまは、日本で使えるのは、
9種類から10種類

選択肢が多いというのは良いことです

その結果、カテーテル治療よりも
薬物治療が優先的に行われる場合もあります

たとえば、
肝臓がんの多発再発の状態。

肝臓の全体にがんがパラパラと拡がっている状態
一般的には、
肝動脈塞栓術では、治療しきれないと見なして
薬物治療が先にと考えられています

具体的な拡がっている状態を示す基準としては、

数と大きさ合わせて
7をこえる
もしくは11をこえる状態と言われています

どういうことかと言いますと

数1個でも大きさ6cmなら 足して、7
数6個で大きさ1cmでも 足して、7

同じ考えで11

7もしくは11をこえたら
カテーテル治療よりも薬物治療を優先

という考えが一般的です

7がいいのか
11がいいのかというのは、

カテーテル治療をどこまでやるべきか、
どこまでやれるか
という考えに依存します

つまり、カテーテル治療の数が増えても、
ちゃんと全部治療ができる自信があれば、
11まで治療できますという考えです

私も7や11の考えには、同じような考えを持っていますが、
もう一つ、この考えに足したいと思っていて、

時間の経過も大切だと思っています

何が言いたいかといいますと、

数が多くても
カテーテル治療で
しっかりと効果が出せるのであれば、

数は気にせず、
丁寧に一つずつ、治療しても良いのではないかと思っています

たとえば、この方、
外科手術後の多発再発

20個程度の再発

1回目のカテーテル治療で
20個すべてのがんを一つずつ
塞栓術で治療しました

数ヶ月後、
新しい病変がでてきたので、
再度、評価

スライド3

前回治療した病変はすべて、治療ができている状態でした
つまり、このカテーテル治療自体は効くということが分かります

ですが、まだ新しい病変として10個程度再発してきましたので、

今回、改めて一つずつ、丁寧に治療し、
すべてのがんを治療し終えました

スライド7

こういう形で、質の高いカテーテル治療で
ちゃんと治療した病変は制御でき、
新しく出てくるがんの数は減らせる状態であれば、
肝機能を落とさずできる範囲で、カテーテル治療を優先していいのではないかとも思います。

といっても、
肝臓全体にカテーテル治療し続けると肝機能が落ちてくる可能性もあるので、
2-3回カテーテル治療して、
まだまだ新規の再発があるのであれば、一度、薬物治療を行い、
その反応を見て、
カテーテル治療の追加を検討します

治療というのは
点、ではなく、
線、経過で考えた方が良いこともあります

さて、今週も、ガンばります
今日は、外来。
治療も今週15件

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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