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みなさま
こんにちは
2代目ガンちゃん先生です
木曜日は、
岩本内科での外来診療の曜日になってます
本日、ご紹介するのは、
肝臓がんに対するカテーテル留置、
肝動注化学療法 New FP療法を行った方です
この方は、
もともと肝臓の左側に大きな肝臓がんを認め、
前医で手術を受けております
手術後、多発再発を来たしたため、
今回、岩本内科に来られました
癌の状態としてはステージ3
2-3 cm大の癌が
肝臓内に4-5個、 1cm以下の病変も散見される状態
他にも今後、見えてくる病変がある可能性が高いと考え、
カテーテル留置を行い肝動注化学療法 New FP療法を
今回、導入しました。
このような癌の状態の方は、
多くの場合は、全身化学療法、
とくに癌の免疫を活性化させる薬剤を投与することを
選択されることも多いのですが、
この方の場合は、間質性肺炎を持っており、
癌の免疫を活性化させる薬剤を投与すると、
間質性肺炎が悪化する可能性があるため、選択しませんでした
まず、
血管造影を行い、
肝動脈のパターンを評価します
次に、
胃や十二指腸に薬が流れない様に
金属コイルで血流が肝臓以外に流れない様にします
そして、留置用のカテーテルを入れて、
足の付け根にポートと呼ばれる接続部を埋め込む処置をします
そのあと、薬剤を投与します
大体、この一連の流れで、この患者さまのような治療だと、
1時間程度で終わります
多くの患者さまが、
すごく身構えて治療を受けられますが、
終わってみると、大したことなかったと言ってくださいます
治療後、CTを撮影して、
薬の分布に問題ないか、
他の臓器に薬が届いてないかを確認して終了します
カテーテル留置の手技も熟練してくると
そう手間ではありません
安全におこなえる手技なので、
もっと、肝動注化学療法 New FP療法は広まっていい治療だと思うのですが、、
全身の抗がん剤治療がここまで発達すると、なかなかそうもいきません
啓蒙活動、続けます
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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