進行肝臓がんの新薬 テセントリクとアバスチン 

外科医

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みなさん
こんばんは!
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がん治療の新薬

テセントリクとアバスチン

今日は
それぞれの薬の解説を

テセントリクは
免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれる薬で

癌に対する免疫を活性化する薬剤です

癌は通常であれば、
免疫細胞に見つかるとやっつけられてしまいます

ですが、驚くことに隠れ蓑をまとって、
免疫細胞から逃れる術を持っているのです

テセントリクは
この隠れ蓑を剥いでしまう薬と言えます

隠れ蓑が剥がされた癌は、
免疫細胞の攻撃を受け始め、
小さくなるというしくみです

もう一つの薬、
アバスチンは
もともと癌の血管を抑える薬として使われている薬
剤です
癌は血管から栄養を貰って大きくなりますので
この血管を抑えると
栄養がいかず大きくなることができません

アバスチンのもともとの効果は
癌の血管を抑える効果ですが、
テセントリクと一緒に使うと
テセントリクの効果を助ける役目も
どうやらあるようです

テセントリクは
癌に対する免疫を活性化する薬剤
隠れ蓑を剥がすと説明しましたが、

実際は、そう単純にはいかず、、
癌は隠れ蓑以外にも、
免疫細胞たちが癌までやってこないように
しています

例えると、、
城を覆う城壁の様に
なかなか敵(癌にとっての敵が免疫細胞としています)が
城まで入ってこないように
癌はしているのです

アバスチンはこの城壁などを
変化させて、
免疫細胞が侵入しやすい環境を作り上げます

ですので、この二つの組み合わせは
よい組み合わせなのです

患者さまの一つの希望になると良いです

さて、今日もたくさん治療が待っています
また、使える武器が増えました
それぞれの武器を一番、良い使い方を探求します

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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