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外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

台風の影響は
大丈夫でしたか?

福岡県も
暴風域でしたので、
かなり強い風が吹いていました

でも・・・
子供たちは
気付かず寝ていました (笑)

進行肝臓がん に対して
岩本内科で行う治療方法の
一つに

肝動注化学療法
New FP療法

ありますが、

決して、この一つの治療で
全てうまくいく訳ではありません

進行がんの治療は
一つの治療でうまくいく程
甘い訳がないのです

たとえば、
この患者さま

非常に進行した肝臓がんの方、
状態は15cmのステージ4Aの肝臓がんです

スライド6

まず、カテーテルを留置して、
肝動注化学療法 New FP療法

しかし、かなり腫瘍が大きく
すでにかなり進行している事から

New FP療法だけでは制御しきれません

そこで、組み合わせて
門脈動脈同時塞栓療法を行います

しっかりと白い薬剤が溜まっている癌の領域が
増えているのがはっきりと分かります

また、これだけ大きな癌だと
肝臓の動脈だけでなく
ほかの動脈からも癌は栄養されます

スライド7

それらに対しても
門脈動脈同時塞栓療法を行います

こうする事で
New FP療法がより効果を発揮することができる様になります

場合によっては、
放射線治療、重粒子線治療
内服の抗癌剤治療など

その癌の状態、
患者さまの状態に
合わせて

治療方針を決めていきます

これまでのNew FP療法を行った
データを見てみますと、

進行癌をゼロにする可能性は
New FPだけでは15-20%
です

この成績だけでも、他にない成績なのですが・・・

New FPに追加治療を
行う事で、
進行がんをゼロにする可能性が
20-30%に向上します

医師は自分の得意とする治療に
執着しがちですが・・・

ですが・・・
一つの治療方法で
うまくいく程、進行がんは
甘くないのです

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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