悲しいよね 泣きたいよね すぐに声が聞きたくなる。
こう歌う渡辺美里の『いつかきっと』は、ホント名曲だと思う。
それぞれの人に、それぞれ大切な人がいるだろう。
年末になると、一年を振り返るとともに、毎年、
自分の歩んできた人生も静かに振り返る。
今こうして僕は、それぞれに大切な人々の尊厳『死』に向きあう仕事をしているが、
僕の人生で記憶に残る『死』がある。大切にしたかったのに大切に出来なかった『死』だ。
今も、ずっと、後悔している。
2020年の12月に、もしバナって、一度やったっきりやけど、
これが僕のいつも思うこと、いつも心の奥底に仕舞ってる『死』のこと。
しかしながら、正直、あんまり人に言いたくない((笑))
僕自身のこんな玉手箱の中身は、きっと、
自分で、胸の奥に大切に仕舞っておくもの。
他の人の前で表現するのは、2020年の12月の
あのメンバーのあの時の1回だけでもう十分だ。
あの人は元気でやってるかな。
今年一年は、自分の母親のことばかりで、
あんまり考えないようにしてきたけど、
このくまのマークがいつも見守ってくれていた。
2022年は、念願の『ザイタクなんでも相談所』を開設した。
正直、在宅療養支援診療所よりも、やりたかったことだ。
在宅医療ではなく、ザイタク医療の拠点にしたかったから。
そして、いつかきっと、自分の理想を表現したかったから。
この相談所で、今年は本当に大切な出逢いがたくさん生まれた。
ザイタクとともに歩く僕らになくてはならない出逢いになるだろう。
来年は、本格的に、尊厳『死』、リビングウィルに向き合い、
そして、これを中心に活動しよう。ココに人生をかけていいと思っている。
ACPや人生会議の様に、輸入もんで、
他人の価値観を押し付けてくるものは
どうしても好きになれない僕がいる。
この国の、日本人らしい、そして、
自分自身に合うものを見つけ、表現し、
仲間の皆さんと一緒に考える時間を作っていきたい。
ヘルパーさんら中心のスーパーチームが動き始めた今年の年末は、
静かな穏やかな自分自身と向き合う時間をいただけそうだ
スーパーチームの仲間に感謝している。
僕のリビングウィルをここにそっと書いておこう。
いつかきっと、あの時のこと、もう手遅れやけど、
怖くて逃げ出した自分のこと、大切な人に伝え、ちゃんと謝りたい。
君の顔を忘れること
海辺でなくしたピアスを
見つけることより難しいのはなぜ
いつかきっと自分らしく
この街で戦いながら
傷つき それでも君と歩けるなら
この歌はやっぱり名曲です。
良かったら聴いてください。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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