おはようございます。
資産形成の初めの一歩として、節約をしてタネ銭を貯めることが重要なのは言うまでもありません。
特に、インデックス投資の場合、バイ&ホールドを前提とすれば誰がやってもリターンは大きく変わらないわけです。
となれば、いかに若いうちにまとまった金額のタネ銭を作り、それを長期で最も高いリターンが期待できる株式に回すかというのが勝負のポイントになります。
とはいえ、節約も度が過ぎるとただのケチになってしまいます。
お金に目がくらむあまり、本当に重要なことにもお金を効果的に使えなくなってしまっては逆効果と言えるでしょう。
本日はそのあたりのバランスを考えてみます。
節約の域を通り越してケチにならないためには自動化、仕組み化が鍵
節約も時間対効果が見合っているか検討したい
私は物事を考える時に、時間対効果が優れているかをできるだけ検討するようにしています。
私はものぐさな性格なので、辛くて大変な思いをしてまで節約をしたくないのです。
よって、先日Twitterで見かけた以下のツイートのような節約行動は絶対にできません。
十円安い卵を買うために自転車で片道20分かけて別のスーパー行きました!
とかは時間の価値を考えた方がいいのではと思ってしまう https://t.co/fle9ZHJzWv
— わたなへ@戸建ほしい (@m2PIri4ETKErEWE) July 26, 2019
私の場合、今最も手に入れたいものと聞かれたら「自由な時間」です。
日本のほとんどの病院は主治医制を敷いていますので、日本で医師をやっていると真に自由な時間というのは非常に少ないです。
見かけ上は休日であっても、担当患者に重症者がいる場合にはどうしてもその病状が気になってしまうことがあります。
よって、労力ばかりがかかって効果が少ない方法を実践している暇はないのです。
クレジットカードとスマホ決済をフル活用する
私が考える時間対効果が高い節約方法の1つが、クレジットカードやスマホ決済をフル活用することです。
一例としては以下の通りです。
1) 自分のメインのクレジットカードと紐付けしたKyashリアルカードを利用する
2) Kyashと紐付けしたスマホ決済を活用する
3) QUICPayやiDなどの電子マネー決済をする
現金で支払うよりも家計管理が容易になり、しかもポイント還元でお得に決済できるわけですからやらない理由が一つもありません。
Kyashを利用するだけで2.0%のキャッシュバックが得られますし、それにクレジットカードを組み合わせることでそのカード独自のポイント還元も受けられます。
クレジットカードを財布から出すことすら面倒くさい場合でも、Apple watchを利用してQUICPayで決済をすればカードのポイント還元が得られます。
こうした小さいことの積み重ねが後から効いてきます。
貯金・投資用口座への自動積立
次に、貯金・投資用口座への自動積立です。
投資信託やETFを定期積立している方は徐々に増えてきましたが、それ以前に貯金・投資用口座にキャッシュを自動積立する仕組み作りが大変重要です。
私は、住信SBIネット銀行を投資用の資金置き場として活用しています。
生活資金は全く別の銀行口座に置いてあるため、住信SBIネット銀行に入っている資金は株式投資のために自由に利用できます。
そして、この投資用口座に毎月確実に資金を投入する仕組み作りが重要だと考えていて、具体的には本業以外のバイトで手に入れたお金や副業で稼いだお金は全て投資用口座に自動入金しています。
人間の意思の力など弱いもので、生活用口座にお金がたくさん入っているとついつい使いすぎてしまいます。
この無駄遣いを防ぐためには、初めから生活資金と将来のための貯蓄・投資資金を分ける仕組みが必要でしょう。
まとめ
節約の域を通り越してケチにならないためには、いかに少ない労力で節約できる仕組みを作り上げるかが鍵です。
【おすすめ節約本】
『私の財産告白』に書かれている給与の4分の1天引き貯金法は資産形成の土台として非常に重要です。
『となりの億万長者』を読んで、資産形成に成功している人の生活態度を学ぶ必要があります。
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こんな記事も書いています。
『私の財産告白』の書評です。たったの500円なので何も考えずに購入して読みましょう。
インデックス投資本ではチャールズ・エリスの『敗者のゲーム』がよいですね。
『インデックス投資は勝者のゲーム』も大変優れたインデックス投資本です。単年ならばインデックスに勝つことも可能ですが、勝ち続けることがいかに難しいか分かります。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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