以前おすすめのサスペンス映画を紹介した。
ネットでおすすめ映画を調べてみると、ベスト50とかベスト100とかのランキングがたくさん出てくる。
しかしそんなランキングは読む気がしない。
それならば自分が記事を書いてみようと思い立った。
ミステリーのネタバレ感…
今回はホラー映画の中から、自分が好きな5作品を紹介したい。
1. エイリアン(1979年)
元祖SFホラー。
古い映画だが、芸術家H・R・ギーガーがデザインしたエイリアンの気持ち悪さは突出したものがある。
エイリアンの全体像が見えないところ(予算の都合かもしれないが)も恐怖を煽る。
派手なCGを見慣れてしまった今だからこそ、工夫を凝らした特撮の演出が逆に新鮮に映る気がする
ちなみにマダニ咬症をみるとフェイスハガーを連想してしまうのは自分だけだろうか。
2. ミザリー(1990年)
スティーブンキング原作のホラー映画で、ストーカー女に監禁された小説家のお話。
ご機嫌な女性が…
突然豹変…!
ヒステリー女とのやりとりは、さながら時限爆弾の解体作業のよう。
現実味のないシチュエーションだけど、なぜかリアリティを感じてしまうんだよな…。
こういう女性に苦労したことがある人なら、緊張感、恐怖感をより楽しめるはず。
(ちなみに「アメリカ映画悪役ランキング」ではアニーの順位はジョーズより上位!)
3. ホステル(2005年)
美女が集まるという噂のスロバキアのホステルへ向かったアメリカ人大学生たち。
彼らが出会う恐怖を描くスプラッターホラー。
設定はありきたりだが、この映画のポイントは感情移入度。
美女に誘惑されて、あっさりと監禁される大学生たちの姿は他人事ではない。
こんな夢のようなシチュエーションで冷静な判断ができる男はいないはず。
性欲のせいで痛い目にあったことある男性なら、恐怖感をよりリアルに味わえるだろう。
4. ムカデ人間(2010年)
自分はグロ耐性はあると思っていたが、この映画は見るに堪えなかった。
それでも高く評価する理由は、監督のスカ〇ロ好きという性癖が作品に昇華されているから。
本来、こういう変態性は隠すべきもののはず。
それをサスペンス風の作品にして、全世界の人たちに見せつけることに成功した時点で監督の勝ちである。
ちなみに続編は作品性を放棄して趣味に走りすぎているのであまり好きではない。
(監督が本当に作りたいのは続編のほうだったと思うが)
5. ゴーンガール(2014年)
デビッドフィンチャーのサスペンス映画。
しかし個人的には、結婚(女性)の恐怖を描いたホラー映画としての側面が強いと感じる。
結婚に失敗した男性の言葉をときどき聞くことがある。
「結婚なんてするもんじゃない」
そんな結婚の恐怖を存分に味わうことができるはず。
「それが結婚よ」のセリフが重くのしかかる。
今回は独身男性におすすめの結婚映画を紹介する。
デヴィッドフィンチャーの「ゴーンガール」である。
▼前回の記事▼
デヴィッドフィンチャー映画について
自分はサスペンス映画が好きで、デヴ…
まとめ
今回は印象深いホラー映画を紹介した。
ゴッドファーザーやチャイナタウンの脚本家ロバート・タウンはキャラクターを作る際、まず「怖いものは何か」を考えるのだという。
キャラクターを作っていく時にはじめに考えることは、「その人物が何を恐れているか?」ということである。
つまりどんなものに恐怖を感じるかで、その人の人間性が分かるということだろう。
今回のリストから浮かび上がってくる人間性はどんなものだろうか。
次回は好きな邦画5選の予定。
▼サスペンス映画のオススメ10選▼
ネットでおすすめ映画を調べてみると、ベスト50とかベスト100とかのランキングがたくさん出てくる。
しかしそんなランキングは読む気がしない。
それならば自分が記事を書いてみようと思い立った。
ミステリーのネタバレ感…
Source: 皮膚科医の日常と趣味とキャリア
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