「5年は大丈夫。
でも10年はもたないかもしれないね」――
20歳を過ぎてから
1本ずつ生えはじめた親知らず
まっすぐ普通に生えそろっているため、
未だに4本そのまま残っている
が、歯科医師に、
「10年はもたないかもしれないね。
まぁ、私が10年後、
いるかどうかはわかりませんけどね」
と、言われる
『10年か』――
“10年”って、長いようで短い
少し前の私なら、
「10年後なんて、
生きているかどうかわからない」
そう思っただろう
いや、今でも思う
乳がんに限らず、
人間、いつ、なにがあるかわからない
が、やはり“がん”という病をしていれば、
真っ先に頭に浮かぶのは、
『がんをしているから...』
という思いだ
この歯科医にお世話になったのは、
乳がん手術から
1年数か月経った頃だったと思う
なので治療の真っ只中
乳がんにまだまだ怯えていた時期だ
そんなときに、
「10年もたないかもしれないね」
そう言われていたら、
間違いなく、
『10年生きられるかどうかわからない』
と、思っただろう
そして、きっと、
虚しさがこみ上げただろう
そういう意味では、
今はだいぶ乳がんに慣れたものだ
それでも乳がんであることは
忘れることはできないけれど
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
今朝の気温、氷点下22.4度
未だ1月の極寒の気分だ
そんな寒さの中、今日は三日月
夕刻、西の空
新月から3日目の細い月と、
金星の共演だ
美しい空を観られたことに感謝――
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Source: りかこの乳がん体験記
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