岐阜県美濃加茂市特産の高級干し柿・堂上蜂屋柿の食べ方を巡り、交流サイト(SNS)で生産者への誹謗(ひぼう)中傷や風評被害が起きている。市堂上蜂屋柿振興会は17日、「おいしく召し上がっていただくことが本意。自由にお召し上がりいただければと存じます」との声明を市堂上蜂屋柿ブランド構築事業実行委員会事務局のホームページで公表した。食べ方を巡っては、藤井浩人美濃加茂市長が1月、堂上蜂屋柿のPRで名古屋市の河村たかし市長を訪問した際、干し柿にかぶりつくパフォーマンスをした河村市長と藤井市長が並んだ写真が新聞に掲載された。市議が9日の市議会定例会の一般質問で「(堂上蜂屋柿は)私たちにとって金メダルのようなもので、侮辱された気持ち」と取り上げたところ、「干し柿を丸かじりして何がいけないのか」とSNS上で炎上した。
岐阜県美濃加茂市特産の高級干し柿「堂上蜂屋柿」について、藤井浩人市長の言動と認識をただす場面が9日、同市議会定例会の一般質問であった。
質問をしたのは生産者でもある坂井文好議員(結いの会)。1月、藤井市長が堂上蜂屋柿のPRのため、名古屋市の河村たかし市長を訪問した際、河村市長が干し柿にかぶりつくパフォーマンスをし、笑顔の藤井市長が並んだツーショット写真が翌日の新聞に掲載されたことを取り上げた。
河村市長は2021年に東京五輪ソフトボール選手の金メダルをかじって批判が殺到し、謝罪する事態になったことを挙げ、「(堂上蜂屋柿は)私たちにとって金メダルのようなもので、侮辱された気持ち」と、河村市長のパフォーマンスを笑顔で黙認する藤井市長の態度を批判した。
坂井 文好(美濃加茂市議会議員選挙)
(2018年09月30日投票)
柿をかじったのは今年1月のことだが、3月に開催された美濃加茂市議会の定例会で苦言を呈したのは、堂上蜂屋柿の生産者でもある坂井文好(さかいふみよし)議員。市議会定例会の一般質問にて、以下のように発言した。《1000年歴史のある尊い干し柿なものですから。本当に金メダルみたいなもの。(河村市長には)正しい食べ方で食べてもらうのが、本当のPRではないか。生産者は、侮辱されたと感じられた人もいますし…》
藤井市長がTwitterで謝罪
一連の騒動に対し、ネットでは
「これは流石に河村さんがかわいそう……もらい事故やん」
「生産者が激怒する理由がわからない。気軽に食べて欲しくないなら、なぜ河村市長にPRを頼んだ?」
「こんなもんただのいちゃもんにしか聞こえない。金メダルかぶりつきは論外ですが、食べ物に関しては美味しそうに見えるならそれがPRにつながると思いますが…」
「かぶりつきたくなるほどに美味しい干し柿なんでしょう?PRしてもらうってすごい嬉しいことだと思うけどなぁ…それを批判するってどうなの?」
との声が……。今回に関しては、さすがに“河村たかし擁護派”が多いようだが。なかには金メダルをかじったときの不快感をわざわざ彷彿とさせる必要はない、との批判の声も多く、賛否両論のまま炎上騒ぎになっている。
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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