3月も今日で終わり,今年は温暖化の影響もあってか桜の開花が例年になく早いようで,自宅やクリニック近隣の桜並木はすでに満開,目を楽しませてくれています.
インバウンドも少しずつ戻ってきており,神戸でもこの時期日本の桜🌸を目当てにした外国人観光客があちこちで見られます.今日はハーバーランドの記念撮影スポット,BE KOBEのモニュメントのところで写真を撮りながら調子に乗ってジャンプして膝を痛めてしまったというインド人の女性が,日本語が全くダメとのことで近隣のホテルから紹介され夫と共に訪れました.
幸い単なる筋肉痛のようでしたし,とても明るい人柄で,私がかつてピッツバーグ大学で学んでいたことを知って自分たちの娘もそこの歯学部を卒業したとのことで話が盛り上がりました.ぜひ彼らにはいい思い出を作って帰国していただければと思います.
3月19日は久しぶりのサックスの発表会でした.
コロナ禍までは,毎年夏に大阪のビジネスパークの大ホールで,私が所属する三木楽器の各教室のサックス,トランペット等管楽器の生徒が数十組,2日に分かれて発表会をしていました.
コロナ禍も落ち着いた今年もまだ本格開催は持ち越しとなりましたが,私の師匠である前田直子先生の提案で,先生が三宮のクラスで教えているサックスとオカリナの生徒のみで行われました.
出演組数はたったの7組で会場も三木楽器のサロンルームですので小さな学芸会のようなものでしたが(笑),久しぶりに人前で演奏する機会に恵まれ,かみさんとともに,乗りの良い曲として「マシュケナダ」を演奏,やはり多少は力が入ってしまい,70点くらいの出来でしたが,まあそれなりに気持ちよく吹けました.
管楽器,特にサックスはしっかりとした腹式呼吸を要し両手の指を複雑に使うので,健康にもいいと勝手に思っていますし,何よりも少しでも難しい曲が吹けると達成感もあります.
先日はWBCでの日本の快進撃,宿敵米国を破って三大会ぶりの優勝に輝きました.
しかも,9回の裏わずか1点差,満を持してリリーフ登板した大谷が,偶然にもエンゼルスの同僚であり米国チームのキャプテンである強打者Troutと対峙,ツーアウトフルカウントの息詰まるような雰囲気の中で見事に三振に打ち取って優勝を決めた瞬間,全員が歓喜の渦の中マウンドに駆け寄るという,まさにドラマ仕立てのエンディングに,普段野球中継などあまり見ない人たちも含めて日本中が興奮しました.
何より,優勝を期待されている選手たちの重圧たるや,我々の趣味のサックスの発表会とは訳が違い(笑)相当のものだったでしょうが,本当によかったと思います.
実はこの試合の時はちょうど水曜日の午前診にピッタリ重なり,待合室は久々にガラガラでした.我々スタッフも皆試合の成り行きが気になってしまってソワソワしていましたし,あとで知ったのですが最高視聴率はなんと45%超えだったのとのことですから,さもありなんです.
最近の日本は何もかもが落ち目で国民の間にもどんよりとした空気が漂ってしまっている昨今,久しぶりにも明るいニュースでした.
やはり一度しかない人生,いつも日常がこういったワクワクするようなことに満ち溢れていて欲しいものです.
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Source: Dr.OHKADO’s Blog
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