元こりん星人で、今タレントの小倉優子さんの家庭教師(?)が語っていたことが
ネット上に出ていました。
『初めて僕が小倉さんに授業をしたときのことをよく覚えています。小倉さんは、僕がお話ししたことに対して、ただ「わかりません」と言いました。 僕はこの「わかりません」に、とても困ってしまいました。 「なるほど、ということは、僕の話に難しい部分があったんだな」と反省するのは当たり前として、ストレートに「わからない」と言われてしまうと、教える側としてはもうどうしようもないんです。 ただ「わからない」とだけ言っているのは、もうどんな知識も、そこでシャットアウトしてしまっている証拠です。小倉さんが「わからない」というシールを貼ってしまえば、その知識はどう頑張っても「わかる」というカテゴリーには入らないのです。』
この文章、さっぱり「分からない」方多いのではないでしょうか。
ADHD系の方の場合、前頭葉が活発に動くことが多いのですが、特にコミュニケーション
に必要なのが<相手の言葉を理解しているか>という点になります。
たとえば、道を尋ねた際に
「この道を真っすぐ歩いていくとスカイツリーが見えますから、そこで右に曲がって」
と言われると、思わず分かったように感じてしまうのですが、実は「スカイツリーが
見える」⇒「そこで」⇒「右に曲がる」という3ポイントを話し手と聞き手が共通認識
していなければとんでもない場所に行ってしまうことに。
つまり、「何が」分からないのかを理解していなければ、全体を理解できないことに
なってしまいますね。
この説明の場合は
『この道を真っすぐ歩いていくと(3つ目の交差点で)(左側に)スカイツリーが見え
ますから、(その交差点を渡らずに)右に曲がって5分くらいで着きます』
とでも伝えれば、少しは分かりやすいと思います。
コミュニケーションが上手な方のほとんどは、
<自分が分かっていることを相手は知らない>
ということを理解して話を進めていきます。相手が分かっていないと感じた場合には、
具体的な説明を挟んで、少しでも自分しか知らない情報を伝えようとするわけです。
この点、話し上手と言われている方でも、ただ自分の言葉を声高に語っているだけ
という方もたくさん存在すると思います。
特にご夫婦の間では、この情報交換をどのくらいカンタンにできるかが、長い生活を
続けていけるかを左右しますので、ぜひ一度GWにお越しください。
(最後の2行はカウンセラーさんの受け売りです。私には経験値が少なすぎます)
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
本編では、まだ未開の部分が多い脳内の仕様について、わかりやすく「右脳」「左脳」などに区分して
説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
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ぜひ一緒にコミュ障を改善しましょう。
Source: 週刊山手心理相談室
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