神の詩 第六章十二節

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神の詩 第六章十二節

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「ここに坐り、
心と感覚の働きを制御し、
心を一点に集中してヨーガを実践し、
自己を浄化しなければならない。(12)」

瞑想は、
「冥想」
とも書きます。

「冥」とは見えない世界の神、自分に内在する神を意味します。

そこに心を集中していくのが、
冥想です。

瞑想は、
チベット語で「gom(ゴム)」
と言います。

ゴムは、
身近に感じる、親しく接する、なじむという意味です。

通常、
ほとんどの人の意識は、
外側の世界ばかりに向かっています。

最も大切なはずの自分自身の内側の世界には、
なじんでいないのです。

自分の心に向かう習慣になじむことが、
瞑想であるということです。

瞑想を行ってきたチベット僧侶たちの脳波を調べる研究が、
専門の研究機関によって複数実施されています。

それらの研究結果によると、
瞑想初心者と比較してチベット僧侶たちの脳波は、
高次精神活動に関連していると推定されている脳波である
ガンマ波が、
極めて優勢であることが判明しています。

さらに
その脳波は、
通常の人では0.5秒ほどしか維持されないのと比較して、
瞑想熟練者では
瞑想をしていない時にも維持されていました。

米国ウィスコンシン大学で実施された研究においては、
熟達した僧侶の脳では、
瞑想状態を始めてわずか数秒のうちに
ガンマ波のレベルが
およそ800倍近くにまで上昇した例もありました。

瞑想をする人の脳は
成熟が早く、
老化は遅い
可能性があることも示唆されています。

脳には、
心の制御に重要な役割を担う領域があり、
その領域は
通常では20代の後半ごろに発達するのですが、
瞑想により、
その領域の発達がより早く起こるようです。

これは早い段階から、
人生の質が高められることの証明にもなります。

続きます。

光の魂たち 山岳編序章 人の御魂を磨く聖なる山々
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-04-22


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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