神の詩 第六章十二節 6

その他
神の詩 第六章十二節

lotus-614421_960_720

「ここに坐り、
心と感覚の働きを制御し、
心を一点に集中してヨーガを実践し、
自己を浄化しなければならない。(12)」

続きです。

座ってすぐに最も楽な体勢を取ることは難しいものです。

まず座ったら、
風に揺れる一輪の花のように、
身体を優しく揺らして、
リラックスしていきます。

それから

ゆっくりと

風が止むように

最も快適と思われる状態に

身体をおさめていきましょう。

このリラックスが
なかなかできない人も増えています。

現代人は、
日常生活でも不要なストレスがかかることが多く、
頭ではリラックスしているつもりでも、
無意識のうちに身体を硬くしてしまい、
それがなかなかほどけないのです。

そのような場合は、
まずお風呂で身体をリラックスする習慣をつけてみましょう。

最高のお風呂の入り方の一つを書いておきます。

衣服を脱ぐ時に、
心穏やかに深い呼吸を維持しながら、
肉体という地球の制服も脱ぐイメージを作ります。
エネルギー体になったイメージです。

衣服と肉体を脱いだら、
ゆっくりと湯船に浸かり、
ゆっくりと深呼吸します。

肉体が無いので、
境界が無く、
どこまでも自由に拡がるイメージで
ゆっくりと深呼吸していきます。

このイメージ法は、
肉体だけでなく、
心も緩ませることが出来ます。

私は、
お風呂に昆布を一本入れるのが好きです。

安定した姿勢というと、
がっしりと筋肉で固められたイメージをもつ人もいますが、
そうではありません。

強固な面よりも、
ゆるく柔軟な面の方が重要になります。

ハクサンイチゲという、
美しい白い花を咲かせる高山植物があります。
日本では、
標高2500mを超える、
天候が急変し常に強風が吹く最も過酷な環境に生育しています。

この植物は、
見た目は弱々しく可憐なのですが、
屈強な人が吹き飛ばされそうな強風が吹いても、
風に揺れるだけで、
花びらが飛ばされたり茎が曲がったり折れることはありません。

植物体の柔軟性が優れていて芯がしなやかなため、
過酷な環境にとても強いのです。

人も適度な筋肉はとても役に立ちますが、
それと同時に柔軟性を保つことが重要です。
筋肉は、
軽い運動と粗食でも適度に維持できることは、
私が身を以って証明してきました。

そしてもう一つ、
身体を理想的な姿勢に保つ助けになる方法があります。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 6
森井啓二
きれい・ねっと
2023-05-11


今日もありがとうございます。
ブログランキング参加しています。
応援クリックお願いします。


人気ブログランキング

Source: ひかたま(光の魂たち)

コメント

タイトルとURLをコピーしました