神の詩 第六章十二節 9

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神の詩 第六章十二節

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「ここに坐り、
心と感覚の働きを制御し、
心を一点に集中してヨーガを実践し、
自己を浄化しなければならない。(12)」

続きです。

「心を一点に集中して」

心を集中する一つの方法として、
マントラがあります。

マントラを唱える瞑想法は、
「ジャバ」
とも呼ばれています。

マントラを唱えることで、
ふわふわと彷徨う心を安定化させます。

マントラを唱えて始める瞑想を、
「サビージャ・ディヤーナ(サガルバ・ディヤーナ)」と呼びます。

マントラを唱えない瞑想を、
「ニルビージャ・ディヤーナ(アガルバ・ディヤーナ)」と呼びます。

マントラは、
神の波動を持つ神聖な言葉です。

神から授かったエネルギーが凝縮されたエッセンスとも言えます。

日本では「真言」と訳されます。

真言の「言」は、言霊です。

言霊は、
音霊、
形霊、
数霊、
色霊
などあらゆる形式のエネルギーも含んでいます。

真言は、
魂に最も近い部分「神霊(かんたま)」
の波動を帯びた神聖なものになります。

「神は言葉を超越し、表現できない。
だが、神は言葉を表現する。
それをブラフマンと知れ」
ケーノ・ウパニシャッド第一章4

「真言教をば神通乗(じんつうじょう)と名づく」
空海/雑問答四

続きます。

光の魂たち 山岳編序章 人の御魂を磨く聖なる山々
森井 啓二
きれい・ねっと
2022-04-22


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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