どうも、ヨウ-P(@s_y_prince)です!
みなさんは、背の高い人と話すとき見下ろされているような感覚をもったことはありますか?
それだけで見下されているような感覚になる人も多いかもしれません。
介護の仕事においては、小柄な高齢者も多く、介護を受ける方は職員から見下ろされている体験をしている人は多いものです。
そんなときは「目線を合わせる」ということが重要になってくるわけですが、介護において「目線を合わせる」ということがどんな効果があるか、どういうことなのかを「介護漫才」を通じて考えていきたいと思います。
お題は「目と目線を合わせる」。
ヨープリンスのお二人、はりきってどうぞ~!
「目線を合わせる」と「目を合わせる」の違い
どうも~、ヨープリンスです~!
こうやってな、舞台の上から漫才させてもおてて、いっつも思うことがあんねん。
ほー。
何を思てんねん?
お客さんを見下ろしたらあかんと思うねん!
目線を合わすべきやねん(ー_ー)!!
そんなもんしゃーないがな!
目線合わせてもおたら後ろのほうのお客さん見えへんやないか!
ほんなら、コロッセオみたいなとこでお客さんに見下ろしてもおたらええがな!
古代ローマの闘技場のことな。
あんな広いとこで漫才してオモロいかー??
コロッセオみたいなとこやったらお客さんみんな上から見てもらえるやん!
絶対そのほうがええわ!
コロッセオみたいなとこで漫才してみよかいな!
コロッセオみたいなとこやったら目線が上になるとか気にせんでええねん!
それ…、東京ドームやったらあかんのけ(-_-;)
ほんで、広すぎて漫才には合わんと思うけどなー。
ほな、サル山とかでお客さんに囲んでもろで漫才したらええやん。
サルにまで囲まれてまうがな…。
いったいオマエは何が言いたいねん(-_-;)
介護の仕事してたら、利用者さんと目線を合わせろって言われるやんか!
実際、目線合わせるようにしてんねんけど、これってめちゃくちゃ大事やと思うねん!
そういうことかいな。
確かに目線を合わせることは大事やな~。
そやろ?
ちょっとオレと目線を合わせて漫才してみてくれへん?
え…?
そんな背ぇ変わらへんから、そこそこ目線合ってるけどなぁ( ̄▽ ̄;)
そこそこではあかんねん(; ・`д・´)
分かったがな…。
このへんか…?
もうちょい…下やな…。
このへん?
ちょい…上?
ここ?
そこや!
・・・・。
なんやねん…コレ(-_-;)
なんか…ドキドキするな( *´艸`)
なに気持ち悪いこと言うてんねん(一一”)
目線を合わせるのと目を合わせるのは違うねん!
何でやねん?
目線合わせたら目が合うやないか!?
コミュニケーションで目線を合わせるというのは目の高さを合わせるってことやから…。
目を合わせたら恥ずかしなったり威圧感与えたりしてまうから、うまいこと合った目をずらさなあかんねん。
そうかぁ~(゚Д゚;)
オレが出勤したら、オレのまわりから利用者さんがおらんくなるの、そのせいか~(;´Д`)
目が合いすぎて気持ち悪がられてんねやろな~(-_-;)
あかん!
オレ、利用者さんの目、もう見られへんわ(゚Д゚;)
どうしたらええねん!?
ほな、上手な目の合わせ方、教えたるわ!
頼むわ…。
上手な目の合わせ方
まずな、目を合わせるのが怖いんやったら、目の周辺を見るようにしたらええねん。
目見てへんのやったら目合わへんがな(´Д`)
目の周辺を見ることで、相手は目を合わせてくれてると感じてもらえんねん。
分かった!
見てみるわ!・・・・・。
…どこ見てんねん(-_-;)
胸元見てんねん…。
相手が女子やったらシバかれるぞ…(-_-;)
眉間とか鼻とか見てたらええねん!
そんな目の近くやったら直接目を見たらええがな!
オレは目を合わせること自体は大丈夫やねん。
どうしたら嫌がられずに目を合わせるかを知りたいねん(´Д`)
そやったな・・・(^^;)
ほんなら、ほどよく目を合わすにはたまにちょっと目線をずらしたらええねん!
たまに??
何秒ごと?
だいたいでええねん…。
とりあえず、2秒ぐらいでええやんか…。
こ…、こうか?
(‘ω’ )≡( ‘ω’)
なんで定期的にテンポよく同じ方向にずらしてんねん(-_-;)
どこに目をずらしたらええねん!?
さりげなく考えるように下のほう見たり上のほう見たりしたらええねん!
なるほどな!
ほんで、テンポとかはどうすんねんな!?
考えてるときは目をずらして、伝えるときだけ目を合わせるとかしたらええがな!
こ…、こうか??
(((‘-‘)(._.)(‘-‘))
ガチガチやないか…(-_-;)
まぁ、あとは練習あるのみやな。
「目を合わせる」ことについてはだいたい分かったわ。
ほんなら「目線を合わせる」ってどういうことやねん?
「目線を合わせる」ことはすべての介護の基本です
オマエが最初に言うたとおり、お客さんより目線が上になると偉そうな印象を与えてしまうから「目線を合わせる」ことは大事やと思うわ。
ほんなら、やっぱり舞台のうえで漫才すんのおかしいがな(; ・`д・´)
漫才とかは非日常の特別な関係をお客さんも理解してるからええねん。
日常の場合は人と人は対等な関係であるほうが良好な関係が保てるから、やっぱり目線は合わせるべきってことやなぁ~。
なるほどな~。
そやけど、歩行の見守りとかどうすんねん!?
まぁ、目線合わせられるんやったら合わしたほうがええんちゃうか~。
ずっと膝曲げて変な歩き方で歩かんと目線合わへんがな!
「あのおじいちゃん変な人と歩いてはるー」ってなったらかわいそうやんけ(-。-;
ほんなら、腰曲げたらええがな!
腰痛めるやないか(`Δ´)
腰痛ベルトしといたらええがな!
腰痛ベルトはそういうときに使うもんちゃうやろ!
だいたいやなー、そこまでクソ真面目に目線合わせんでええねん!
ほんなら結局はほとんどの介護場面で目線合わせるなんて無理なんとちゃうんかい( ー`дー´)
そもそも目線を合わせるってのは物理的な高さだけとちゃうねん(-_-;)
どういうことやねん!
相手の考え方や価値観に合わせたり、相手の立場に合わせるって意味が込められてんねん。
先輩や上司に目線合わせるときに、言葉使い考えたり話す内容考えるんと一緒やねん!
それやったら相手に合わせるでええやん(-_-;)
それでええかもやけど、結局は物理的に目線を合わせようとする姿勢が常にあると、いろんな場面で目線を合わせたコミュニケーションになってくると思うねん。
まずは形からってのは大事やから、目線の高さを合わせるところから始めたらええと思うけどなー。
納得しました(´ー`*)
≡┏( `Д´)┛
どこ行くねん?
行くぞ!
コロッセオや!
もう、ええわーΣ\( ̄― ̄;)
まとめ
まずは「目を合わせる」技術を身につければ心地よいコミュニケーションが成立し信頼関係を作りやすくなります。
そして「目線を合わせる」意識があれば、きっと相手に安心感が生まれます。
「目を合わせる」ことも「目線を合わせる」ことも簡単に求められてしまいますが、漫才の中でのやりとりからも分かるように相手のことを分かろうとしなければ難しいことだと思います。
今回の介護漫才を機に「目を合わせる」技術と「目線を合わせる」意識を身につけて、人との良好な関係作りにつなげてみましょう!
きっと心地よい空間ができていくはずです。
Source: すべての道は介護に通ず【暮らしかるモダンなブログ】
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