喫茶店(最近では詰んだ言葉かもです)で電話するのもどうかなって思いますが、
隣の方が何やら出張修理の電話を受けておられました。
【今日は17:30からお伺いできます】
「(たぶん相手は夕方は無理のようで、明日は?と聞いておられるようです)」
【明日はご予約が詰まっていて、僕はお伺いできません】
「(たぶん、ほかに対応できる方を・と仰ったと思います)」
【でも、その仕事は僕しかできませんので】
「(じゃあ、来週はどうですか・と相手の声が大きくなってきました)」
【来週は僕、手術があるんです。当面お伺いするのは難しいです】
「だったら、こんな時に申し訳ないが、さっさと言えよ!」
と完全にお怒りモードのよう。そらそうよ(最近、カウンセラーさんは阪神ファン
だけどどんでん監督はキライなように思います)、最初から「実は来週手術を
受けなければならなくなって、申し訳ありませんが本日17:30しか無理なんです」
と伝えれば、相手の気持ちも少しは良かったかなって感じます。
アスペルガー症候群や自閉症スペクトラム障害の方にとって難しいのは、
<自分の都合や気持ち>
だけしか脳内に浮かんでこないことでしょうか。当相談室をご予約いただく際にも、
「いつが空いてますか?」とフツウにお尋ねになります。ところが、こちらは先方さんが
・何日ごろの
・何時ごろ
お越しいただけるのかがサッパリ分かりません。
職場などでもよくある話ですが、食事会などの際、事前に「いつでもOK」と快諾
していたのに、いざ日程が決まると、「その日は習い事が・・・」などと言い始めます。
行きたくないのではなく、本当に都合が悪いのでは周囲は困ってしまいますね。
「相手の気持ち」「相手の都合」は、もともとの感性が大きく影響しますが、それを
”考える”ことは可能です。自分の苦手項目を見つめることができる方は、ぜひ一緒に
頑張っていきましょう!
山手心理相談室では、ご来室いただけない方・遠方の方のために「あなただけの コミュニケーション改善」を好評発売中です。
★あなたが、なぜコミュニケーション苦手症なのか知って
★あなただけの改善ポイントを練習し
★あなただけのコミュニケーションを創造 しませんか。
本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
本編では、まだ未開の部分が多い脳内の仕様について、わかりやすく「右脳」「左脳」などに区分して
説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
「改善」は教材を読んで、できればご自身の苦手な部分を探していただければと思います。そのため
に、ご来室・ウェブ面談など様々な対応でお待ちしています。
ぜひ一緒にコミュ障を改善しましょう。
Source: 週刊山手心理相談室
コメント