2009年3月18日（水）
今日はがんサロンへ行ってきた
今回は2回目ということで、
会自体、
初回よりはまとまっていたようだ
前回は1回目ということもあり、
グダグダだった
予約も要らず、
当日、直接会場へ行くという形をとっているため
人数の把握もできなかったようで、
サロンを立ち上げた病院の職員は、
「こんなに来るとは思っていなかった」
と、云っていた
なので当初、
8人くらい入ることができる、
ソファのあるボランティア室を
予定していた
が、実際に集まったのは46名
みんなでぞろぞろ、
3フロア上の大会議室に
エレベーターで移動した
このとき私はすでに泣きそうだった
なぜなら、
「こんなにがんでつらい思いをしている人が
いるんだ．．．」
そう思ったから
上の階に着き、会場に入るとき、
私は涙があふれはじめていた
でも、こらえた
私はまだ、自分の病気のことは
話せる状態にはなかった
本当はサングラスでもして顔を隠して、
会場の隅っこで
みんなの話を聴くくらいでよかった
でも、そうはいかなかった
本当は、
「同年代のがん経験者がいればいいなぁ」と、
思っていたが、
参加者のほとんどは60代から70代
なので、きっと、
同じ治療（閉経前のホルモン治療）を
している人もいない
参加者の多くは、がんをしてから
5年、8年と経っているひとたち
みんな元気だった
『なんでみんな、
こんなに自分のがんのこと、
元気に話せるんだろう』
と、思った
私のようなうつうつとした人は
見当たらなかった
2回目となる今回のがんサロンは、
がんの部位ごとにグループ分けされていた
自己紹介からはじまったが、
やっぱり自己紹介は苦手だ
今日は同じ乳がんの人たちと話せたが、
でもやっぱりみんな年上
まず、
「若いからね～」と云われてしまう
それにしても、
“がん”と云っても人それぞれ
「それぞれの生き方があるんだなぁ．．．」
と、思った
テレビの取材も来ていた
フジテレビで放送している夕方の報道番組、
『スーパーニュース』（北海道版）
いつも家族と夕飯を食べながら
点けている番組だ
「どうか両親にバレませんように．．．」
2009年3月19日（木）
きのう、がんサロンへ行って
喋ってすっきりして、
身体も調子がよくなったように思われた
．．．が、今日、
夕方くらいから徐々に悪化へ．．．
夜はけっこうきつい状態にまでなってしまった
本当に“今”はよくても、
1時間後はわからない
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Source: りかこの乳がん体験記
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