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東京医科歯科大学名誉教授である藤田絋一郎氏著『アレルギーの９割は腸で治る！～薬に頼らない免疫力の作り方』
本書によると
日本では1960年代から急速にアレルギー疾患が増加しています。今では日本人の約３０％がアレルギーを持っており、これから生まれてくる子どもの二人に一人がアトピー性皮膚炎や喘息に悩む時代になっています。このようにアレルギー疾患が増えた背景には、除菌や抗菌など「キレイ社会」が免疫力低下を導いています。
大腸には５００種類以上、１００兆個以上の細菌が生息しており、それらの無数の細菌が腸のなかに「腸内フローラ」と呼ばれる”細菌のお花畑”を形成しています。腸内細菌は、主に善玉菌、悪玉菌、日和見菌にわけられ、健康な状態であればそのバランスは保たれています。乳幼児期は腸内の９０％がビフィズス菌（善玉菌）と言われていますが、年齢とともに悪玉菌が増えて腸内環境が悪化すると免疫力が低下しアレルギーが起こりやすくなります。
腸内環境を良くするためには、精製されていない穀類、豆類、野菜類、発酵食品など日本の伝統食を豊富にとることが大切です。一方、人工的につくられた食材、ファーストフードやコンビニ食、電子レンジで食べられる調理品、化学調味料などは体内にとっては異物であり、腸内細菌がダメージを受け、免疫力が落ちてしまいます。
藤田氏は「免疫力は腸がつくる」「免疫力は７０％が腸管の働きで、残り３０％は心で決まる」と述べています。さらに腸は自律神経と密接に関係しており、過度なストレスは腸に悪影響を与えます。うつの原因のひとつに、脳のセロトニンという幸せ物質が足りないことが挙げられます。腸内細菌は、このセロトニンを脳に運ぶ作用があり、腸内環境が悪化するとセロトニンがうまく運ばれず、うつを発症あるいは悪化させることに繋がるのです。過去のデータでみるとうつとアレルギー疾患は同時に増えており、ここ１０年でいずれも有病率が２倍に増加しているそうです。
このように見てくると、アレルギー疾患を根本から改善させるには、腸内環境を改善させることが不可欠だとわかるでしょう。アレルギー疾患でお悩みの方は、薬に頼っているだけでは駄目なのです。食生活の改善はもちろん、サプリメント、生き甲斐や喜びを持つこと、腸によいことは何でも取り入れてはいかがでしょうか。
これまでマインドパワー（ハンドヒーリング）によるアレルギー疾患の改善例を多くご報告してきました（過去記事例：ハンドヒーリングによる食物アレルギーの改善；体質は変えられる、エネルギー療法によるアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、喘息の改善）
パワーで診てみると、アレルギー疾患をお持ちの方は自律神経や腸にエネルギーの滞りや乱れがあることが多くあります。パワーの治療は、このエネルギーの滞りを解消させることで腸内環境を整え、免疫力アップにつながっていると考えます。
急増するアレルギー疾患、
それは、現代社会に生きる私たちに警鐘を鳴らしているのかもしれません。
薬に頼る前に、自分の身体と心に向き合いたいものですね。
書籍紹介
- 「難病に挑むエネルギーヒーリング」
全234ページ 1650円(税込）
全国大手の書店やアマゾンなど種々のウェブストアで発売中
- 「意識のめざめ～私が人生で知りたかったこと」
幻冬舎より発売 運命はこんなにも簡単に変わる！
全264ページ 1540円(税込）
全国大手の書店やアマゾンなど種々のウェブストアで発売中 郵送をご希望の方はこちらから
- 臨床心理学から見たエネルギーヒーリング
幻冬舎より第２弾。心理学の世界からマインドパワーについて解析！
全206ページ 1650円(税込）
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- 「生きて 愛して 笑って」
マインドパワーの真髄を学びたい人にはこの一冊
全360ページ 1980円（税込）
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マインドパワーを手にし、病を克服し、運命を変えた約２００人による寄稿集。パワーを手にして臨床現場で生かす医師８名の記事も掲載。
全220ページ 1210円（税込）
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Source: ドクター美都の挑戦
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