≪私の記録 226≫ 院外で会う主治医への、複雑な思い

    2009年6月20日(土)

今日は、友人の誕生日

...ということで、いつもの仲間、
高校のときの同級生4人で食事会

私が乳がんになってから
集まるようになった4人
 (男2人、女2人)

私が乳がんにならなかったら、
きっと再会することはなかったと思う

いいのか、悪いのか...

よく考えると複雑だが、
いつもよくしてくれる3人には
本当に感謝だ

友人の誕生日は
本当は15日だったのだが、
みんな忙しくて
ちょっと遅くなってしまった

    2009年6月21日(日)

ここ1週間、本当に身体が楽だった

ホットフラッシュも少なく、
めまいもほとんどない

倦怠感も軽かった

身体全体が“爽快な感覚”だった

ただ、10日くらい前から胃がおかしい

いつもの、“何か月に一度、変になる”、
それだろうか、
胃のほうの不調で、乳がんの副作用が
感じづらかったのだろうか

そしてこの胃の不調、
実は2~3年前から起きていて、
ちょっと気になっている

「検査をしなければ...」と
思ってはいるが、
内視鏡はなかなか勇気が出ない

    2009年6月22日(月)

今月は、日にちが経つのがめちゃめちゃ早い

今日は、
体調と心調が思わしくない

    2009年6月28日(日)

今日もショッピングセンターで先生に会った

私は先生がいたことは知らなかったのだが、
一緒にいた彼が
先生と目が合って気づいたたらしい

どうも日曜のこの時間、
お互いこの店で買い物をしているらしく、
よく会う

先生には今のところ、
まだ幼い2人の子どもがいる

上の子は男の子で、
先生によく似ていた

“先生をミニサイズにした”という感じ

病院外で主治医に会うのは、
いつも複雑な気持ちになる

私自身、
身体の隅々まで見られていることもそうだが...

  おっぱいはもちろんのこと、
  CTでは内臓、
  骨シンチでは全身の骨格

  血液検査の数値まで知られているのだ

  (もちろん、すべてを
   覚えられているわけではないのだが)

それに、私はがん

「死ぬかもしれない」と
一時は絶望の淵に立たされ、

子どもが産めなくなり、

結婚だってできるかどうかわからない

そんな中で、家族4人、
仲良く買い物に来ている主治医を見るのは
本当に複雑な思いがする

捻くれた云い方をすれば、

「こんなにしあわせなひとに、
 診てもらっているんだ...」

とか、

「こんなにしあわせな先生に、
 がん患者のなにがわかるのか...」

とか...

できれば主治医のしあわせな姿は
見たくないのが正直な気持ちかな

こういうことを世間では
“卑屈”というのだろうか

    2009年6月30日(火)

今日で、
今年も半分が過ぎてしまった...

今月は、特に早かったな

来年の今頃は、なにをしているだろう

もっと元気に動き回っているだろうか

なにも変わっていない気がするが...

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Source: りかこの乳がん体験記

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