2012年5月6日
【伊弉册尊(いざなみのみこと)からのメッセージ】
「日本の神話に語られるわたくしの描写は、後の者によってだいぶ脚色されたという側面がありますが、最後まで夫婦として伊弉諾尊(いざなぎのみこと)に添い遂げられなかったのは、まぎれもない事実です。」
「わたくしは、女というものの性質を表わしており、神話では、わたくしと伊弉諾尊との関わり方に多くの意味が込められています。
わたくしが力を象徴するように、女性は元来パワーがとても強い存在であり、男性と同等の意識で何か物事をおこなおうとすると、ちょうど男性の生命力を押さえつけてしまう格好になり、相手をつぶしてしまうのです。
これが不協和のはじまりであり、そなたたちが長い歴史のなかで生み出した数々の苦しみなのです。
ですから、女性というものは、ただそこにいるだけでもうすでに周りに影響を及ぼすだけの立派な存在感があるという自覚が何よりも肝要で、意識的に一歩下がるくらいがちょうど良いのです。」
「そなたたちは、わたくしや伊弉諾尊が数多の神を生み出したように、本来は神をも生み出せるほどの崇高な魂です。そして、わたくしたち日本の始祖の神と一体であり、今後はこの(神との)一体感の意識が大変重要になるでしょう。
そなたたちが触れるもの、見るもの、聞くものすべての瞬間に、神を生み出すという気持ちでいることです。そなたたちの地上での日々は誠に貴重なものなのです。」
(「私たち女性は今後どのように生きていくべきでしょうか?」と尋ねる。)
「女性はすべてのものの“基盤”です。女性がしっかりと構え(生命の)根を張るところには、必ずや大きな果実が実り、大輪の花が咲き誇るでしょう。
女性がいかに正しい本来の(女性の)心を持つかで、この世界は変わります。先ほど、“女性は一歩下がる”ということを話しましたが、このことはまったく性差における差別を指すものではありません。
そなたたちはまだほとんどが自らの女性としての偉大性、そして真に崇高な存在であることを自覚してはおりません。
天より見るに、そなたたちは皆、魂が強烈な光を放っており、男性との光の差は明らかです。
この世界では、男性と女性が共に歩まなくてはいけない仕組みになっており、これは宇宙の法則であって、永久に変わることはありません。
そなたたちはまず自身をもっと尊びなさい。女性であることを心から喜ぶのです。そうすれば、男性と共にいる世界の中で己がどのように生きる(振る舞う)べきか、自ずとわかるでしょう。」
以上
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