飯沼観音 圓福寺【何があっても伸びゆく真の柔軟さを】

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【御本尊:十一面観世音菩薩からのメッセージ

「あなたがたは少しでも幸福になろうとして日ごと地道に歩んではいますが、天より見るに、総じて一つ、大きく欠いていることがあります。

それは “柔軟さ”、つまりはしなる竹のごとくのやわらかい物腰(鷹揚な構え)です。

みな実に健気で、しかしながら、いささか頑(かたく)なでもあり、まるで鉄骨のように硬く、そしてまた“脆(もろ)い”のです。

一見、雄々しい姿の人も、また反対に、か弱き姿の人さえ心はまるで硬直し、適度な“折れどころ”(良き塩梅)を知らない。

そうすると、何かしらの有事にあっては耐えきれず(上手く対処できず)、心身を病み、果ては(暴力や自死などの)極端な行動を自ら選んでしまうのです。

あなたがたがこの世に生きるとは、自らの人生を歩み続けるその術(すべ)を学ぶことです。

どのような苦境におかれてもなお望みを捨てず、今ある命こそを天命(=神と約束してきたこと)に従い、生き通すことなのです。

そのためのわれら(御仏)の“救い”であり、わたくし(千手観音)の幾多の“手”でありましょう。

そうして、あなたがた一人ひとりが、これからの時代を生き抜く方策を見出し、次世代へと襷(たすき)を繋いでいかねばならぬのです。

心も体もしなやかであれば、またさらに伸びゆくことができます。

何があってもそれすらも自らの生きる力(糧)とし、天へと力強く伸び続けるのです。

ちょうど、あなた(Rinokia)の間近にそびえる“五重塔”のごとく、(風雨や地震などの)数々の局面にも柔軟に構えつつ(※五重塔ならではの耐震構造を指しています)、いつの時代も変わらず高々と天を目指すその姿のように。

こうした、強さのなかの真の柔軟さを、あなたがたはこれより先の時代にこそ身に着け、その命を尊きままに、一層輝かせていただけることを願います。」

以上

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Source: 神々からのメッセージ

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