“仲間がいる”という力。

その他

“乳がん”という孤独な闘い

痛いのは自分...
つらいのも自分...

そのつらさは誰にもわかってもらえない

たとえそれが、家族であっても

友だちになんてもっと言えない

がんの経験をしていなければ、
病気のことなんて絶対にわかってもらえない

いや、決して「わかってほしい」と
思っているわけではない

ちょっと話をしたいだけ

ちょっと話を聞いてほしいだけ

なにも言わず、
「うん、うん」
「そうだよね」と
頷いてくれるだけでいいのに

その結果、
「頑張って」と、
お座なりなエールを送られ、

「前向きにね」と
心のこもっていない言葉をかけられ、

「そんなことばかり言っていたら、
 病気に負けちゃうよ」と、
追い討ちをかけられる

かと思えば、逆に泣かれ、

揚げ句の果てに過剰に心配され、

「死ぬの?」と思われ疎遠になる―― 

  まぁ、言われた方も、
  どう返していいのか
  わからないのかもしれないが...

やっぱりがんは(がんに限らずだが)、
同じ経験をした仲間が必要だと思う

が、“がん”と言っても、実は様々

がんの部位が違えば、
たとえ同じ部位のがんでも、
ステージもそれぞれ

たとえば同じ乳がんでも
がん細胞の種類も違えば、
治療方法や使う薬まで違ってくる

年齢も、
生活環境も、
生き方も、
考え方も、

それそれに違った、
がんとの闘い方(つきあい方)がある

そんな中でも共通点がある

それは、再発の不安、

どこか、“死”を意識してしまうこと、

そして、ひとから言われた傷つく言葉――

たとえ、
それぞれのがんを経験したとしても、
心の中にある不安や痛みや傷は、
きっと同じ

だから寄り添える

わかりあえる

口にしなくても通じる思いがある

同じ“がん”と闘っているひとがいると思うと
心強くなれる

力を分けてもらえる

元気になれる

闘って行けそうな気がしてくる

だから、

「独りじゃないよ」

と、伝えたい

「たくさんの仲間がいるよ」

そう知るだけで、きっと心は変わる

それは、
私自身も経験してきたことだから

がんは、長い闘い(つきあい)

誰かを頼ってもいいし、
時には泣いたっていい

「そんなに泣いてばかりいたら
 病気のほうから近づいてくるよ」

そういうひともいる

でも泣くことで、前に進めることがある

次に向かうことができる

涙にはきっと、
そんな力があるのだと思う

  今回、判明した股関節の病気

  “同じ経験をした仲間がいる”

  と、知るだけで、
  やっぱり励みになるものだ

  本日の撮れ高

2023/09/05 うろこ雲 ①

  大雨からの、うろこ雲三昧

2023/09/05 うろこ雲 ②

  このもこもこが、好きすぎる

2023/09/05 うろこ雲 ③

  が、あしたはまた雷雨らしい

  そして、
  一日の終わりに、久し振りに観た夕焼け

2023/09/05 夕焼け

  たくさんの素敵な空

  ごちそうさまでした

  またあしたも頑張れそうな気がしてくる

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Source: りかこの乳がん体験記

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