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— 世の中なめ郎 (@uNdeR_pLaN) August 27, 2021
私人逮捕の条件の一つに現行犯であることがあります。現行犯での逮捕は、警察でも逮捕状がいらないなどと、緊急性が高いため、私人の逮捕も認められるのです。
現行犯、準現行犯に当てはまらない限りは私人逮捕をすることはできません。なので、明らかな犯罪で犯人が特定している場合であっても、現行犯でない限り私人が犯人を逮捕することはできないのです。
ここでは、飲酒運転や、ひき逃げ、当て逃げなどを私人が目撃した場合を想定します。これらの場合には、現に罪を行った場合、または現に罪を行い終わった場合に当たります。そのため、私人でも現行犯逮捕をすることができます。
これに対して、道路交通法違反の罪の中でも30万円以下の罰金または科料にしかならいものの現行犯については、私人逮捕の条件の犯人の氏名や住居が不明な場合、または犯人が逃亡するおそれがある場合に限ってのみ、一般人でも逮捕することができます。
身近でよくある犯罪の一つが信号無視。信号無視をした歩行者を一般人が現行犯逮捕できるは、犯人の氏名や住居が不明な場合、または犯人が逃亡するおそれがある場合に限られます。
歩行者による信号無視は2万円以下の罰金刑が最高刑であるため、上記のお通り住居不定・逃亡の恐れという条件を満たさない限り逮捕できません。
しかし、そもそも信号無視をした歩行者について刑事事件として立件される可能性はほとんどありませんし、常識的に考えて逮捕行為そのものが必要ない場合が多いと思われます。
信号無視をした歩行者がいたとしても、私人逮捕を行おうと思うのは止めてください(注意程度で済ませましょう)。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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