≪私の記録 249≫ がんサロン 11回目 ~ミニ勉強会『リンパ浮腫』~

    2009年12月16日(水)

今日は11回目のがんサロン

今回は『リンパ浮腫』についての
ミニ勉強会があった

この街周辺に配布されているフリーペーパーに
勉強会のことが事前に告知されていたせいか、
17人くらいが集まった

私が手術を受けた頃は、とにかく、

「腋窩リンパ節郭清をした腕を
 (リンパを流す)マッサージをしてください」

と、云われた

なのでいつも、

  二の腕→わきに向かって
      ⇩
  手首→二の腕に向かって
      ⇩
  手首→わきに向かって

...と、肌を優しくなでるように、
マッサージをしていた

が、今回、講義をしてくれた
理学療法士によれば、
「毎日は必要ない」という

講義が終わってから直接
理学療法士のかたにお話を伺うと、

「以前は
 “浮腫みがなくてもマッサージをする”と
 云われていました。
 でも今は、“マッサージは浮腫みが出てから。
 浮腫みがなければマッサージの必要はない”と
 されています」

と...

「え? そうなんですか!?
 こんなに毎日やってきたのに...」

「医療は変わっていきます」

と...

愕然としてしまった

ほんの1年や2年で
こうも変わるのか...

今日は、
前回初めて参加された人とも
お話をすることができた

そして今回もまた、
放射線の先生が飛び入り参加

放射線治療をしているとき
私もお世話になった先生だが、
そのときはちょっと怖そうで苦手だった

が、本当は
フランクに話せる先生のようだ

現にこうして
サロンに来てくれているのだから、
患者思いの心優しい先生なのだろう

  この病院に
  放射線治療の機械を導入したのは
  この先生らしい

  書籍も何冊も出しているらしい

  この先生のお陰で、
  こうしてこの病院で
  がん治療ができているんだなぁ...

  なんだか知らないけれど、
  かなりすごい先生らしい

実は、1か月半ほど前から、
『がんサロン通信』に載せている原稿とは別に、
新たに『乳がん体験記』を執筆している

本を出せればいいのだけど、
とりあえず、
書くだけでも書いてみようかと...

前回のサロンのとき、
サロンを立ち上げたソーシャルワーカーのかたに
そのことをチラッと話したら、

「確か、がんになった人で、
 自費出版をした人の本があったはず...」

と、わざわざその本を持って来てくれた

その本を開くと、たまたま筆者の
メールアドレスが載っているページだった

私の心はずっと、
同じ年代でがんを経験した人を求めていた

サロンに参加した第一の理由もそれだった

彼女とはがん種は違うけれど、
メールを送ってみた

“がん”という病はきっと、
心の拠り所を求める病なのだと思う

先日、
『○○病院(私が通っている病院)を
 支援する会』
という会を立ち上げた方がいる

今日が第1回目の会合だった

夜の会合だったが行ってみた

毎回、病院の職員が来て、
いろいろなお話が聴けるので
勉強になる

が、ただでさえ忙しい病院

会を立ち上げたのはいいが、
病院側に
負担になるような気がするのだが...

それにしても今の私、
“なにかしたい病”にとりつかれているようだ

がんになると、

「誰かのためになりたい」
「誰かの役に立つことをしたい」

と、思うらしい

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Source: りかこの乳がん体験記

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