人間、いつどうなるかわからないから。

「脊柱管狭窄症と、
 変形性膝関節症と、
 変形性股関節症なんです」――

先日受診した、整形外科

70代~80代くらいの女性が、
60~70代くらいの男性に
車椅子を押されてやってきた

ご夫婦なのか、
もしかすると、母親と息子さんなのか...

「○○病院にかかっていたのですが、
 倒産してしてしまって...。
 これからこちらにお世話になります。
 よろしくお願いします」

と、
付き添いの男性の切羽詰まったような声が
診察室から聴こえてきた

『脊柱管狭窄症と、
 変形性膝関節症と、
 変形性股関節症...!?』

私は変形性股関節症だけ

なのにその女性は3つも病を抱えてる

しかも、強い痛みが伴う病だ

『日常の生活はどうしているのだろう...。
 たぶん、トイレに行くのも大変だろうな。
 料理もきっとできないだろう。
 食事はどうしているのだろう。
 付き添いの男性が旦那さんだとしたら、
 大変だろうな...』

と、頭の中は想像力でフル回転だ

まぁ、余計なお世話なのだが...

『人間、
 いつどうなるかわからないな...』

と、改めて感じた

病気になって初めて、
日常のありがたさを知り、

病気になって初めて、
ごはんが食べられるしあわせを感じ...

当たり前の日常を過ごせることが
奇跡であることに気づき、

平凡が、
本当はしあわせだったことを知る

病気にならなければ、
きっと気づかなかったかもしれないことだらけ

しあわせを感じ取ることも、
宝物を手に入れることも、
全部自分の心次第

「ありがとう」の言葉も
感謝の気持ちも
こんなにも大切なものだった

生きている時間は、きっと短い

小学生のときに感じていた“一生”なんて、
大人になればあっという間だ

病気になっても楽しみたい

後悔のない一生を送りたい

また違う病気にならないとも限らない

それでも、
後悔しない生き方は忘れたくない

笑顔と感謝の気持ちも――

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Source: りかこの乳がん体験記

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