おはようございます。
新NISAは永久保有できる商品を買うのが最も安全で確実なので、基本的にはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を軸に投資することをおすすめします。
しかし、特に若い方で種銭の金額が小さく、もう少しリスクを背負って高いリターンを求めたいという方もいるでしょう。
最近はGAFAMなどの米国大手テック銘柄、NVIDIAなどの半導体銘柄が絶好調なこともあり、「NASDAQ100」への注目が高まっています。
NASDAQ100へ投資する場合、以前は本家QQQへ投資するのが王道でしたが、最近では廉価版QQQと言うべき「QQQM」や、「ニッセイNASDAQ100」などの投資信託が登場し、商品選択の幅が広がっています。
新NISA成長投資枠でNASDAQ100に投資!QQQより「QQQM」か「ニッセイNASDAQ100」がおすすめ
QQQMはコストが安い(経費率0.15%)廉価版QQQ
QQQMは「廉価版QQQ」と言うべき存在で、商品の中身は全く同じです。
どちらも「NASDAQ-100指数」への連動を目指した商品となっています。
以下の図のとおり、両者の違いは、
1) QQQMの方が経費率が低い(0.15%/年)
2) 1株あたりの単価が安い
ことです。
QQQとQQQMの経費率の違いは0.05%ですが、たった0.05%でも20年〜30年と長く保有し続けると少しずつ差が開いてきます。
また、1株あたりの値段がQQQは425ドル、QQQMは175ドルとなっており、QQQMの方が少額から投資することができます。
大金を持たない個人投資家には便利な商品と言えるでしょう。
QQQMとQQQの詳しい比較は、以下の記事も参考になります。
投資信託なら「ニッセイNASDAQ100」も優秀
NASDAQ-100へ投資すると言うと「QQQ 」のイメージが強いですが、最近は国内の投資信託にも優れた商品が増えてきています。
一昔前まではコスト面でQQQとかなり差がありましたが、今だと「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」はかなり良い商品ですね。
2023年3月末に新規設定された商品で、まだ発売して1年経過していませんが、
・信託報酬が0.2035%と低コスト
・純資産総額が約680億円
と自信を持っておすすめできる数字です。
投資信託は最低100円から金額指定で買えるのが大きなメリットですので、少額投資家にとってはこちらを選んだほうが有利でしょう。
1月30日からは「楽天・NASDAQ-100」も購入可能に!
さらに、1月30日からは「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」も新発売されます。
こちらは信託報酬が0.198%と「ニッセイ」よりも安くなっており、ニッセイの牙城を月崩せるか注目ですね。
このように、一昔前まではQQQくらいしかまともな投資商品がなかった「NASDAQ100指数」ですが、最近では日本人投資家でも簡単にアクセスできる便利な時代になっています。
まとめ
NASDAQ100に投資するというと、一昔前まではQQQしかまともな商品がありませんでした。
最近では廉価版QQQと言うべき「QQQM」や、「ニッセイNASDAQ100」など低コストファンドも登場し、格段に投資しやすくなっています。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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