タライの水と人の生き方って?(^^ )

内科医
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タライの水ねぇ。。。

昔、ん~~~そうだな。自分が中学生の頃のことかな。
洗濯屋のおじさんに言われた言葉を思い出します。
(昔の洗濯屋さんって…洗濯物を取りに来てくれていたんです)

「いいかい!
 洗面器の水を思い浮かべてご覧。
 洗面器の水を自分の方に押しやると横から逃げて行くだろう。
 でも洗面器の水を自分とは反対の方に押しやると
 周りから水が入ってくるだろ!
 だから自分から進んで人の力になってあげるんだよ。」と。

その頃の自分は…
そのおじさんが話したことの真意を分からないままでした。

でも、今の世の中がその洗濯屋のおじさんが話した方向へと
向かっていることを感じます。
「役立つことをする人が残って行く時代へ!」

クリニックを開業させて頂いて14年目に入ります。
親の援助は一切ありませんでした。
だから、助けて下さる人はいたのですが…
金銭的には全て自分の力…銀行からの借金で開業しました。

最初の頃は借金の返済が多く患者さんも少なかったこと。
勤務医で人を雇用したことがないことから何も分からないこと。
そんなことに振り回される日々でした。

今はクリニックの返済は殆ど終わって
雇用するスタッフへの対応も少しは慣れました。

でも…それだけ年は重ねてしまいました。
もっと早く開業をしていれば良かったんだけど。

今の自分は最後の年代に入ってしまっているのかも?とか。
そんなことを感じています。。。

これからは…
「自分が病弱で悩み医者になり病気という現象を垣間見たこと」を
後世に託すべく残さなくてはいけない、そんなことを思います。

診療終了時間が少し早くなって少し自分の時間が多くなりました。
だから…今度は病気という現象の姿を分かりやすく教えないと。

自分の最後の仕事かも、d(^-^)ネ!

PS:この歌が合っているかな???
   理由は内緒ですぅ~(^^ )


Source: 病気って…なぁに?

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